うちの現場は腕時計をしている警備員さんとしていない警備員さんがいます。特に警備会社からもクライアントからも腕時計に関して何も指摘はされていません。一見業務に必要そうな感じのする腕時計ですが、実際はどうなのでしょうか。
腕時計をしている警備員
うちの現場には今現在腕時計をしている隊員さんとしていない隊員さんがいます。
そのうち腕時計をして飲る隊員さんの方が少ないと思います。
これは現場の環境にもよると思いますが、以前いた商業施設ではマストなアイテムでした。
開店業務や閉店業務など館内放送や施設内にある時計だけでは時間の確認が出来ないような状況下では腕時計が必需品であり、むしろ現場の先輩から
「腕時計を用意するように」
といわれた記憶があります。そして私も実際に腕時計を身に着けて仕事をしていました。
商業施設では必ず必要な装備品の一つでしたね。
しかし、今の現場では私は腕時計をしていません。
ここでは開店業務もなければ閉店業務もないのです。
1分1秒をあらそう業務がなく、仮に時間ぴったりな業務があったとしてもPHSの時計画面で時間の確認ができるので問題ありません。
そういった環境下なので、ここでは腕時計は仕事のアイテムではなくどちらかというとファッションの一部と化してるといっても過言ではありません。
警備員に腕時計は必要なのか
施設警備員にとって腕時計が必要な現場はあるのか・・
もちろん、ここの現場の腕時計が完全なファッションに化しているわけではなく、業務中の時間確認のために役には立っていると思います。
特に腕時計の着用を禁止していませんし、着用を義務付けてもいません。
仕事に必ず必要なわけでもなく今のご時世、時計代わりになるものもたくさんあるので、使用を禁止されていないものであればそれを代用してもよいと思います。
そうなると
施設警備員にとって腕時計が必要な現場はあるのか、という疑問も出てきます。
これに関しては大抵の現場が「イエス」となるのかもしれません。
警備員として仕事をしている時に何か事案が発生した時、ほとんどの場合クライアントに報告する義務があります。
それは発見者が報告するだけでなく、翌日に当直責任者が報告書として提出もするのです。
その際事案報告書には、時間ごとの行動が細かく記載されており、その時に何時にどういう行動をとったと記載するのです。
その時に事案を対応した警備員が時計を見ながらメモを取るのです。
事案が発生した近くにいつも時計があるとは限りません。
そういった時に腕時計を身に着けていればすぐに確認できますよね。
商業施設ではそういった状況が毎回あり、そんな時に腕時計がなかったらきっと仕事にならなかったでしょう。
それを思うと、今の現場でそんな切羽詰まった状況は皆無で、腕時計も必要なく本当にまったりした現場なんだなとつくづく思います。
警備員の腕時計の今後
施設警備員としてすべての現場で腕時計が必要だとは思いません。
自分の働く現場によって判断できると思います。
まあ、中には厳しい先輩警備員がどう考えても腕時計が必要無い現場なのに
「腕時計をするのは社会人として当たり前だろ」
なんていう人もいるかもしれません。
そういう場合は仕方ありませんが先輩の言う通りにした方が良いかもしれませんね。
何かあった時に腕時計をしていなかった事を理由にされては面倒ですからね・・。
今はスマホもだいぶ普及してきて、腕時計をする人も減ってきている中、逆に腕時計をするのも格好よく見えるかもしれませんね。