日中に行う違反車両チェックと夜間に行う違反車両チェックは同じ外周巡回でも作行量が異なる

現場にもよりますが、外周巡回をして駐車場の違反車両のチェックをする業務があります。施設内の駐車場に許可のない車両がいないか、もしくは時間外になっても駐車している車両がいないか見回ります。しかし、この外周巡回も日中に行う巡回と、夜間に行う巡回で全く異なるのです。

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外周巡回で違反車両を取り締まる

外周巡回と呼ばれるものの中に、施設内の駐車場の違反車両を取り締まる業務があります。

これは現場ごとで呼び方や業務内容が異なりますが、今まで経験した現場では、駐車場内に止められている違反車両を取り締まるものでした。

 

施設内の駐車場の中には、関係者以外の車両は許可された人以外止める事が出来ないと云う所もあり、その様な現場では警備員が外周巡回として、許可されていない車両が駐車していないか巡回し、該当車両に対して許可を取るよう促すか、駐車場から移動していただくお願いをするのです。

お願いの仕方はそれぞれで、本人に直接お願いする所もあれば、車両に対して貼り紙をする所もあります。

 

ちなみに私が勤務してきた現場では、現場が異なったとしても全て、違反車両に対し貼り紙を張って移動をお願いする仕組みでした。

 

そして、違反車両の見回りですが、商業施設の様に一般のお客様の車両のあるエリアを見回る事もありますが、これは違反車両などを見るのではなく、不審車両を見る為に見回っています。

これに関しては、今回のお話とは異なるので、またの機会にでも紹介いたします。

 

そんな違反車両の見回りですが、昼間に行う外周巡回と夜間に行う外周巡回とでは、大きく異なっています。

昼間と夜間の違反車両の違い

これは現場によって全く違う場合もあるので、私が経験した昼間の外周巡回と夜間の外周巡回の紹介となります。

昼間に行う外周巡回は、多くの人が駐車場を利用し、その中から違反車両を探す業務となるので、時間もかかれば違反している車両も何件かあったりします。

 

違反車両は、駐車場に止められている車両の台数に比例して増えるので、大きな駐車場であるほど巡回に時間が掛かります。

当時勤務していた現場は駐車場が広く、また何か所かに分かれていたので、施設内のあちこちを歩き回って違反車両がいないか見て回っていました。

 

また日中でもあるので、外気の影響を受け、夏は暑く冬は寒い思いをしながら見回るのです。

そして夜間の外周巡回ですが、この時間帯になると駐車場内には車両は殆止められていません。

 

そんな中どんな違反車両を見回るのかというと、閉店した時間帯にも拘らず駐車している車両に施設外へ出ていただくお願いをするのです。

施設としては閉館しているので、その時間帯に止められている車両は全て違反車両扱いです。

 

車両内に人がいる場合もあれば、車だけ停めて車内には人がいない場合もあります。

人が乗車していれば、退館のお願いが出来ますが、無人の場合は車両に貼り紙をします。

 

そして夜通し駐車していた場合は、警備報告書に記載しクライアントへ報告します。

この業務は夜間という事もあり、危険でもあるので巡回時は周りに気を配って見回ります。

 

そして昼間と大きく違う点は、時間帯も遅く車両も少ないので、比較的スムーズに業務は進みます。

駐車場を見渡した時に、残留車両があるかどうかは一目でわかるので、車両がいなければ巡回も直ぐに終了します。

 

この様に、昼間と夜間では同じ車両の見回り、という業務をしていますが、駐車している車両の台数が変われば業務の大変さも大きく異なります。

 

外周巡回は現場ごとで異なる

外周巡回と一言で云っても、現場によっては違反車両を見るのではなく、建物を外から見る業務である場合もあります。

外扉の施錠確認や、窓が開いていないか、また外壁に何か不審物が置いていないかなど様々です。

 

今回紹介した外周巡回も、何も車両だけを見るだけでなく、建物の状態を見るのも含めて見回っていました。

また、現場が違うと外周巡回そのものが無いなんて所もあります。

 

駐車場が無ければ、違反車両を管理する事は無いので、建物を外から見回る必要のない現場もあり、その様な所は巡回として外に出る事も無いのです。

警備業務としては、巡回時に外回りの確認をした方が不審物の発見にもつながるので、出来れば見回る方が良いのですがね。

 

この様に、外周巡回一つとっても違反車両の管理や建物の外観チェックなど、色々な業務が含まれています。

施設が変われば外周巡回の内容も異なり、色々な現場を経験して一つでも違う業務を覚えると、今後別の現場へ行った時に、苦労する事も少なくなるでしょう。

 

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