今朝外周巡回をしていた時、とある事情で「ここの現場の窓ガラスって何枚あるのかな?」と思いました。自分が働いている施設の窓ガラスの枚数って巡回時に見て回る事はあっても総枚数は意外と知らないですよね。ここの施設は窓ガラスが他所よりも多いと思うのですが実際の枚数って・・
施設警備員の巡回時の窓ガラスの確認
施設警備員が巡回時に窓ガラスを確認していくのは当たり前ですよね。
窓ガラスが開いているのを見過ごしたら、賊がそこから侵入してしまいます。
防犯面の基本でもある戸締り、その窓ガラスの施錠確認は警備員にとってとても重要な項目です。
施設ごとで窓ガラスの数も見方も違うでしょうが、窓の構造は大抵どこも同じです。
私は商業施設から今の現場に来た時に、今まで見た事の無い仕組みの窓ガラスに出会いましたが「開けて、閉める」という仕組みは同じなのでどんな種類の窓であってもやる事は同じです。
そして巡回の時に窓を一つ一つ見て回り、錠が掛かっているかを見ていきます。
窓ガラスの施錠確認は新人の警備員さんでも出来る簡単な業務ですね。
そのかわり見逃して問題が発生した時の代償はとてつもないものですが・・。
単純な作業ではありますが、とても責任のある業務である事を自覚しなければなりませんね。
コロナ騒ぎで窓の換気を推奨する問題点
最近、コロナ騒ぎで3密対策の一環で「窓を開けて換気をし空気を循環させる」という案が出ました。
大分外も暖かい日が続いている中、まだ若干肌寒い時間帯もあります。
なので部屋を閉め切っている所もあるのですが、窓を開けて空気を澱ませないようにするのはとても良い事だと思います。
しかしこのキャンペーンは警備員にとって悩ましい事でもあるのです。
それは先日起こりました。
私が夜間巡回していると、いつもはちゃんと施錠されている様な部屋の窓が何カ所も開いている場面に出くわしたのです。
全部で3カ所程度ですが、いつもは開いている事が無いような部屋でしたので
「ああ、これ換気対策で開けられた窓か・・」
と判断しました。みんなで協力して感染拡大を防ぐ・・という行動の現れなのでとても良い行動なのですが、普段開ける事の無い窓なのでおそらく帰る時にすっかり忘れてしまったのでしょう、戸締りが出来ていないのです。
とりあえず、無人の真っ暗な部屋で換気の必要の無い時間帯なので全部窓を閉めて施錠をしました。
いくら感染対策で換気をする、といっても誰も居ない真夜中の時間帯まで開けておく必要はないですよね。
翌日クライアントに報告に行った時に、窓の施解錠について話し合いました。
クライアントとの打ち合わせが重要
換気が必要なのは理解できるが、帰る時には施錠をするという行動とセットにしないと、警備員が巡回するとはいえその時間帯までは窓は開放状態になってしまいます。
特に換気をしようという取り組みは全国的な展開をしているので、そこに付け込んだ犯罪も増える可能性があります。
今回の様に窓を閉め忘れた・・という施設は多いかもしれませんね。
なのでこれはクライアント側と警備員側がしっかり連携を取って
・従業員が帰る時はちゃんと窓を閉める
・警備員は巡回時にその閉め忘れられた窓をしっかり見回る
という2段構えをいつも以上に注意して行動する、という事です。
ここの現場は恐らく他所よりも窓ガラスが多いように感じます。
日常の細密巡回は、火気点検よりも窓ガラスに注意をして巡回している様な気を改めて感じます。
なので今の部屋の換気を推奨するような運動は、ウチの現場にとって特に注意しなければならないと思いました。