今どきの警備員は海外のお客様を相手にする場面も以前より増えてきていたりします。よほど観光地の警備業務しか関係ないのではと思うかもしれませんが、地方の商業施設でも外国籍の旅行者らしき人もチラホラ見かけます。そんな時に施設に不慣れな外国人旅行者は、施設を巡回している警備員に話しかけて来るでしょう。一昔前では片言の英語で対応していた警備員さんも、今ではスマホ1台あれば対応出来てしまうのです。
地方の施設でも外国人が増えてきた
最近ではオーバーツーリズムと言われるほど外国籍の旅行者が増えてきました。
年末ごろに政治的問題で、ある国からの旅行者はガクンと減りましたが、それでも年単位で見ると年々旅行者は増えているようです。
そんな中、施設警備員が勤務する建物にも外国人の旅行者が増えてきています。
地方の商業施設でも店内を歩いていると、以前よりも明らかに外国人のお客さんが増えている印象があります。
この時、まだ日本に不慣れだったり施設の利用の仕方が分からない時、施設内を巡回している警備員は彼らから見ると頼りになる人と見えるかもしれません。
早速向こうから話しかけてくる単語は英語・・・
この時、警備員として英語を理解し英語でうまく説明できるのでしょうか。
高齢者の多い警備員は英語が苦手
警備員の多くは高齢者です。
高齢者といっても60歳以上の人を指すので、かなり年齢幅があります。
しかし、その世代の人の多くは英語があまり得意ではありません。
今の若い人よりも英語のある生活ではなかったので、彼らと比較すると苦手意識は強めです。
そんな人が外国人に英語で質問されて内容を理解でき英語で返す事が出来るでしょうか。
過去にも、とある現場で夜間の出入管理に外国人が来て、その時対応していた隊員が70歳近い高齢警備員さんでしたが、仮眠している私を起こして
「なんて言っているか分からない」
と助けを求められた事がありました。
当時彼はスマホを持っていたので翻訳機能を使えばそれで何とかできたであろうに、そのスマホですら十分使いこなせていなかった為、助けを求めた様です。
高齢の警備員さんはスマホも満足に扱えなければ、最低限の英会話も出来ないのです。
そんな人が沢山いる警備業界で、今後も増えるであろう外国人の対応は難しいかもしれませんね。
スマホ1台あれば高齢警備員さんも安心
そうかと思えば、ここへきてアプリの翻訳機能はだいぶ進化してきました。
ひと昔前から一応あるにはあったのですが、余り精度が高くなく直訳英語で酷いものでした。
それが最近では文脈を読んだ翻訳になって来ており、完璧とまではいきませんが精度は上がってきています。
警備員が外国人旅行者に対して、スマホの翻訳アプリを通して説明するには十分な完成度だと言えると思います。
これなら勤務中に巡回時にスマホを携帯して、いざという時に翻訳機を使用すれば、高齢の警備員さんであっても円滑に対応が出来る様になると思います。
しかし、それもスマホの翻訳アプリの使い方が理解できなければ何の意味も無いのですがね。
まあ、例えば今の40~50代の警備員が高齢警備員と呼ばれる様になる頃は、スマホの機能も十分理解できている世代だと思うので、その頃には外国人対応もなんて事の無い普通の対応になっているかもしれません。
しかし、高齢警備員と呼ばれるであろう10~15年先になる頃には、もしかしたらAI化が今より更に進んでスマホなんかよりももっとすごい機器類が誕生しているかもしれませんね。


