ポンコツ警備員はいざという緊急時などに役に立たないと思い知らされた事が何度かあった

今までに一緒に働きてきた警備員さんの中で、ポンコツ警備員ほど緊急時に役に立たないと何度か思った出来事に遭遇しました。彼らはいざという時、自分が何をしたら良いのか分からずただそこに立っているだけだったり、緊急時に何を優先して動かなければならないという事が分からず立ち尽くすか誤った行動を取り同僚の隊員から飽きられているのです。

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警備員はいざという時の為にいる

施設警備員はいざという時の為にいる様なものです。

火災などの災害発生時、施設内にいる人を安全に誘導したり、初期消火に尽力したり、または通常時に異常が無いか見回ったりしています。

 

いざという時に活躍する業務なので、普段何事も無ければ「ただ居るだけ」と見られてしまう仕事でもあるのです。

しかし、それは全て緊急時の為に存在しているので、何事も無ければヒマそうにしていても仕方が無いのです。

 

その代わり、いざ緊急時ともなればここぞとばかりに迅速に行動をして活躍する必要があるのです。

ここで活躍できなければ、警備員として存在する意味がありません。

 

そんな警備員ですが、中にはいざという時でも活躍できないポンコツ警備員がいるのです。

何を優先するべきでどう動くのかが出来ない

警備員の中には、ポンコツ警備員と呼ばれる人が少数ですが存在します。

彼らは日頃活躍できないのは当然の事、活躍しなければならないいざという時でも役に立たないのです。

 

過去にも誤報ではあったのですが、監視盤が発報して管内放送や現場確認、避難誘導指示をしなければならない状況になったにも関わらず、オロオロしてただその場に立っていた者がいました。

たまたま近くにいた隊員さんが警備室へ戻り、そのポンコツ警備員と交代して全ての対応を実施しました。

 

当然、そのポンコツ警備員にも緊急時に対応の指導はしてあります。

しかし誤報とは言えいざその緊急事態に遭遇しても、指導されていた事の一つも実施出来なかったのです。

 

緊急時に落ち着いて何を順序だてて行うのか、という事を冷静に考えられず実行に移せなければ警備員として失格です。

しかし、そんな人物でも警備員として働いているのが現状です。

 

なぜその様な人物が警備員として働けるのかというと

 

日常が平和過ぎて緊急事態という事象にほとんど遭遇しない為、どんな人物でも警備員という仕事に就けてしまう、という状況になってしまっているのだと思います。

平穏な日が続いているから務まる仕事

日頃から緊急事態が発生して、もはや緊急事態が日常化している状態なら、中途半端な人間では警備員になる事は難しいと思います。

しかし、日本は緊急事態という事象が滅多に発生せず平穏な日が長く続き、緊急時というものに中々遭遇しないので、警備員という緊急時に役に立たなければならない様な職業が、誰でも務まる様になってしまっているのだと思います。

 

その為、いざという時に

どんな行動を取らなければならなく、何を優先して動くのか、という事が咄嗟に判断できない人が集まってしまっていると思われます。

普段、何事も起きないから誰でもできると、どんな人でも採用してしまい、いざという時が来ても何もできない警備員という結果になるのでしょう。

 

これは監視盤などで誤報の発報があった時にすぐわかります

日頃から緊急時の教育を受けていても、いざやらせてみるとあたふたしてロクな対応が出来ない警備員さんが一定数います。

 

自分が対応に不満があるのなら、日ごろから個人で訓練を繰り返し出来る様にすればよいだけなのに、彼らはそういった訓練を自発的にはしようとしません

どうせ自分の時に緊急時なんて来ないから、訓練なんかしなくて良い、と思っていそうです。

 

現場で働く時、緊急時に何もできないポンコツ警備員がいるかもしれないので、同僚がどのくらい対応力があるのか、という事を把握しておくのは自分にとっても必要な事ですね。

 

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