外が大分過ごしやすくなりました。日中も外周巡回をしても気持ちが良い季節です。これだけ涼しいと室内のエアコンも入れずに仕事をしているようで、細密巡回の時に窓が開いている事が多いです。夏場は締め切っていた窓は特に注意して巡回しなければいけませんね。
細密巡回時に窓の確認を見逃す
先日、細密巡回に行った時窓が開いているのを見つけました。
そこは数時間前に相勤者の隊員さんが見回った部屋です。
その時にはもう残留者はいなかったので、この窓が開いていたのは警備員が巡回時に見逃した・・という事です。
ここの現場は同じエリアの細密巡回が複数回あるので、前の隊員さんが見逃したのを発見する事があります。
商業施設の時は細密巡回は1度しかなかったので、万が一火気点検などを見逃すと大変な事になります。
その為、巡回は漏れの無い様真剣になって見回ったものです。
そう考えるとここの現場の様に、次の巡回があるのでなんとなく真剣さにかけた業務になっているのかな・・とも思ってしまいます。
しかし、自分の見逃した事を指摘されるのでそれは恥ずかしいので皆さん、ちゃんと見ている事と思います。
なので、仲間の見逃しを発見した時は
「次はやらかさない様に注意しましょう」
という比較的優しい指摘で指導しています。
今まで閉まっていたからと見逃す
今回の窓の見逃しは、普段は開ける事のない窓でした。
特に夏の時期は冷房を入れているので、窓を開けるなんて事はまずありません。
しかし最近は外も涼しくなり、日中は冷房を入れずに窓を開けて仕事をされているのだと思います。
その空けた窓は従業員の方が閉め忘れ、警備員が細密巡回時に見つけて閉める・・
まあ、どこにでもある普通の施設警備員の仕事ですよね。
この流れが細密巡回時に見逃されてしまったわけです。
普段開ける事の無かった窓なので、その隊員さんも完全に油断していたのでしょう。
「開いているはずがない」
という油断で巡回時に見なかったようです。
まあ、警備員の仕事としてはこんなお粗末な事はありません。
今回は初回という事もあり、次回から気をつけるよう指導しました。
いつも通りの細密巡回が出来ていれば問題なし
警備員は巡回時には「いつも〇〇だからどうせ今日も・・」というような感覚で仕事をしてはいけません。
もしかしたら、万が一・・こういった疑いの目で巡回をしないと大失敗をしてしまいます。
その辺りは研修時に、先輩警備員から習っているはずです。
新人の頃の様に丁寧に漏らす事なく全て見回る・・
これは当たり前の事ですが、続ける事は中々出来ません。
時間が経つにつれ、だんだんと油断が出てしまいそのうち手抜きまでしてしまう事もあります。
それをいかに自分で抑制して、愚直にこなすか・・これに尽きます。
それが1回でも出来れば後は毎日繰り返すだけです。