隊長から見て出来る警備員と出来ない警備員と云うのはハッキリと分かれている

普段仕事をしていて、自分は仕事の出来る人間だと思っていますか。仕事の出来る基準というのは、その仕事や現場ごとで違うので難しい問題だと思います。そして更に隊長の感情も含めて・・。私が普段現場で思っている仕事の出来る隊員さんと出来ない隊員さんを比べてみましょう。

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仕事の出来る出来ないが分けられている

仕事の出来る出来ない、というのは現場ごとで全く違うと思います。

さらにそこの隊長の判断でも変わるものでしょう。

 

今私の勤務している現場では10名の警備員さんがいますが、私から見て仕事の出来る警備員さんというのは、半分もいません。

その仕事が出来る、という半分もいない警備員さんの中で更に仕事の出来に差があり、残りの仕事が出来ない、と分けられてしまった警備員さんの中でも、まあまあ仕事が出来る隊員さんからポンコツ警備員と呼ばれる隊員さんまで違いがあります。

 

この順番は決して公表しているものでは無く、警備隊員の間でも誰がどこに属しているのかさえ知りません。

完全に私の頭の中にだけあるものです。

 

その中で、私の頭の中にある仕事の出来る出来ない基準というのは、何が出来て何が出来ない、という事で分けられているのでしょうか。

出来る警備員は言われなくても動く

仕事が出来る、というのは何も日常的な業務が出来るかどうかを指しているわけではありません。

巡回や出入管理、鍵の貸し出しなど毎日の業務として行っているものは出来て当然な事となっているのです。

 

まあ、仕事の出来ないという下の方の人に関しては、この出来て当然という最低限な仕事も出来ない人もいます。

なので、仕事が出来ない人の分類に入れられているのですがね。

 

そんな仕事の出来る出来ないですが

 

「言われなくても、指示の無い行動が取れるか」

 

という事です。

日常の仕事は誰もがやるべき仕事です。

これは言われなくてもやれなければ、出勤して来てもお金を貰う資格は有りません。

 

しかし、それ以上の事をやれる警備員さんを私は仕事が出来る人、と呼んでいます。

自分から周りを見て、率先して動ける人の事です。

 

意外とこれが出来る人は世の中を見てもそうはいません。

みんな

 

「誰かがやるだろう」

 

という気持ちがあり、与えられた仕事以上の事はしない、という気持ちでいる人は多いのではないでしょうか。

しかし、自分の職場が少しでも良い環境になるのなら、こうした方が良い結果になるのではないか、と動ける人がここの現場には少数ですがいる、という事なのです。

 

しかし、この行動は一つ問題があり、何でも「自分が良いと思ったから」とただ行動すれば良いものでもないのです。

動いた結果は隊長の納得いくものであるか

警備員は基本的に「言われた事以外はするな」と指導されている事が多いと思います。

警備業務は契約の範囲内で仕事をしている事が多く、現場にいる警備員さんの多くが契約にある仕事内容を把握していないのではないでしょうか。

 

そんな警備員さんが良かれと思って行動した結果が、契約に無い行動で更にその行動が問題になる様な事だった場合、初めから何もしなかった方が良かったと言えます。

そう

 

「決して自分の独りよがりな行動ではいけないのです」

 

そんな「言われた事以外はするな」と言われている中で「良かれと思った行動」もダメだと言われて、一体どのようにして「言われていない行動」すればよいのでしょうか。

 

それはまずその現場の契約内容を良く把握する事と、普段隊長がどのような指示を出しているかを見極める事です。

契約内容を把握する事は書類を見ればすぐ分かりますが、隊長の指示というのはよく観察しないと難しいですよね。

 

普段、どんな指示を出しどんな行動をしているのか、隊長という人物を観察してどんな行動をすれば納得(許可)してもらえるか、を読むのです。

今の現場では仕事の出来るといわれる警備員さん達は、数年の付き合いがあるのである程度私を観察して来たせいか、それなりに私も納得の出来る

 

「言われなくても指示の無い行動が出来ています」

 

警備員は現場により仕事の出来る範囲が違うので、実際に勤務してみないとどこまでやって良いのか分かりにくいと思います。

しかし、上司を観察する事によりある程度の事は出来る様になるので、仕事の出来る人を目指そうとしている人は参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

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