警備員はお客様や従業員などに対して馴れ馴れしすぎるといざという時にお願いに従ってくれなくなる

施設警備員に限らず警備員がお客様や従業員に対してフレンドリーである事は特に問題無かったりします。ある程度のコミュニケーションがあった方が円滑に事が進む場合があるからです。しかし、警備員の中には度を越した接し方をする隊員さんもおり、馴れ馴れしすぎるといざという時、お願いに従ってもらわなければならない時に「これくらい見逃してよ~」と拒否される事もあるのです。

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警備員がフレンドリーである事

施設警備員はお客様や従業員などと会話をする機会が多い仕事です。

建物内に関する問い合わせや、ちょっとした雑談など警備業務を実施中に誰かと会話をする場面は思ったよりも多いです。

 

特に施設警備員は巡回や出入管理業務中に話す機会が多いです。

その際、会話を広げる事無く終える事も出来ますが、警備員さん次第で長話をする事も可能です。

 

警備員さんの中には相手とお話する事が好きな人と、余り人と会話をしない人など色々います。

その中でも会話が好きな警備員さんをたまに見かけますが、彼らを見ているとやや会話に夢中になり過ぎて警備員本来の在り方を超えてしまっている様な人も居たりします。

馴れ馴れしすぎてはダメ

お話が好きな警備員さんは、出入管理業務中など従業員などの関係者に対してフレンドリーな接し方をしています。

同じ仕事をしている者同士、相手の事を思いやってフレンドリーな接し方をしているのは別に悪い事ではありません。

 

しかし、彼らを見ているとやや度が過ぎているとも思える時があるのです。

仕事に関した事以外の会話に発展したり、近くに会話と関係ない人がいてもお構いなしです。

 

コミュニケーションを取るのは良い事ですが、話に夢中になって業務に支障が出るほどの過度なコミュニケーションは良いとは言えません。

過去の現場で先輩警備員から言われた事ですが

 

「警備員はその施設で抑止力となるべき存在」

 

の様な事を言われました。

要するに、規則を守らせる立場の者が関係者と馴れ馴れしくなる事で、規則を守る様厳しく言わなければいけない状況になった時に強く言えるのか・・・

という事です。

 

馴れ馴れしくなってしまうと、こちらが規則に従う様お願いしても

「警備さん、今回だけ見逃して・・・」

 

と言われるかもしれません。そんな時に今回だけと許してしまったら警備員失格ですね。

親しくなり過ぎた為に相手に対して強く言えなくなってしまっては、もはや警備員としての立場は無いも同然です。

 

警備員はその施設で規則を守ってもらうよう厳しく対応し、ある意味関係者から嫌われる立場になり得る仕事です。

施設を利用している関係者から、規則を守らないと警備員がうるさい、と思われてこそ警備員が存在する意味があると思っています。

 

そういう意味では、警備員は極力従業員などとは一線引いた立場で対応するのがお互いの為でもあるのではないでしょうか。

業務以外の会話をしない事

警備員は施設内で関係者とあまり親しくなり過ぎてはいけない、というお話でしたが、全く会話をしてはいけない、というわけではありません。

従業員などの関係者に対して、最低限の会話で良いという事です。

 

警備員が出入管理業務をしているのであれば、その受付に関した会話のみという事です。

仕事以外の雑談やプライベートに関した会話は、仕事が終わってから別ですればよいという事です。

 

個人的な見解では、警備員は必要以上の会話をせずある意味無言でも周りに「悪さは出来ないな」と思われるくらいが丁度良いかと思います。

いつもニコニコしてスキがあれば雑談をして、フレンドリーな対応をするのは警備員として似つかわしくないと思っています。

 

そういう意味では、ある程度無口な人の方が警備員として周りに対して良い意味で警戒されるのではないでしょうか。

 

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