施設警備員に限らず警備員は勤務中にお金を使う事が多いと思います。中には1円も使用しない人もいますが、多くの警備員は1日にお金を支払っています。毎日支払う事で1か月に相当な金額になりますが、一体何にそんなにお金を使う事があるのでしょうか。
当直勤務でお金を消費する
施設警備員は当直勤務という24時間も職場に拘束される特殊な仕事です。
一度職場へ行くと、翌日まではずっと同じ場所で過ごします。
24時間同じ場所にいるという事は、そこで食事を摂る必要があります。
そう、施設警備員は職場にいる間、食事を摂る為にお金を払う必要があるのです。
1日に朝昼晩と3食食べる人は、3食分の食事代が必要で、朝抜きで昼と夜だけという人や1日1食と言う人でも、結局食べる分だけお金は必要です。
今まで、24時間の勤務中1食も食事を摂らない人がいましたが、仕事を終えて帰宅中にコンビニへ寄って、お腹が空いた分だけ爆買いをしていたので結局お金を使用しているのに変わりありません。
食事の分だけお金を払うのですが、その支払先もまちまちで食堂で支払う人や、仕出し弁当に支払う人、コンビニで購入してくる人などそれぞれです。
食事の分だけお金は減りますが、だいたい
500円から2000円くらいのお金が1日に消費されています。
これを当直勤務1か月分として計算すると、6,000円から24,000円と結構大きな差が出ます。
同じ警備員でもこれだけお金の使い方に差が出るのです。6,000円しか払っていない人から見ると、24,000円はなんて無駄遣いと思うでしょうね。
独り暮らしか所帯持ちで全く違う回答
同じ職場で同じ日数勤務する警備員と比較して、これだけ差がありますが、独り者と所帯持ちでも差が出ています。
所帯持ちの人は、独り者の人と比較しても稼いだ分すべて自分で使えるわけではないので、食事代に余り大金を使用できません。
その為、先ほどの6,000円という金額の人が多いように思えます。
しかし、稼いだお金の投資先が自分一人だけという独身者は、1か月の稼ぎの中から食事代にかかる金額を好きな様に調整できます。
また、1か月の稼ぎの使い道がノープランの人の場合、食事代の上限なんてありません。
いわゆる、その日暮らしの様な自由な使い方をする人です。
貯金無し、計画性なし
こんな警備員さんが実際に居るので、傍から見ていて逆に心配になるほどです。
独り者か所帯持ちかでお金の使い方が大きく違うという事を、警備員になって食事に掛けるお金の金額差で知る事となりました。
いずれにせよ節約は出来るもの
警備員はそれほど稼ぐ事は出来ません。
それは同じ職場で働く同僚も同じで、同じ職場であれば尚更稼げる金額はほとんど同じと言えるでしょう。
中には、他の隊員さんよりも多く仕事に入って多少稼げているかもしれませんが、せいぜい数万円の違いです。
そんな稼げないといわれる警備員なのに、数万円とはいえ稼いだお金を無駄に使うのはもったいないと思いませんか。
特に食事に掛けるお金は、全く食べないのは別にして抑えようとすれば抑えられるものです。
先ほどの例にもあったように、3倍以上の金額差が生まれるほど使い方に違いがあるのです。
ここでその3倍の節約が出来るのであれば、もっと何か他の事に使えますよね。
その使い先が何かは分かりませんが、無駄な食事の使い方をするくらいなら、6,000円で済ませられる人と同じ使い方をして、その分有意義な事に使った方が余程良いと思います。
ただでさえ少ない警備員の給料を、全部自分で好きに使えるからと、無駄にしないで少しでも計画的に使いたいものです。