休みが沢山欲しいと言ったかと思えばもっと稼ぎたいというが両立させるのは不可能だと分かって欲しい

警備に限った事ではありませんが、休みが沢山欲しいのとお金が沢山欲しいという事を両立させる事は難しい事です。よほど高給な仕事に就いて、労働時間もホワイトな職業でもない限り庶民には敵わない夢です。それが警備の仕事に就いていて休みと高給の両方を希望するのは無理ですし欲張りな話です。

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もっと休みが欲しいだけどお金も欲しい

休みが欲しいという人とお金が欲しいという意見は矛盾しています。

お金が欲しいから働くのであって、働けば働くほど休みは減ります

そして休みが欲しいという事は、休んだ分だけ働いていないので稼ぐ事は出来ません。

 

働くか休むか、これはどちらかを諦めなければもう片方を得る事は出来ないのです。

世の中にある仕事でこれを両立できるのは、高給がもらえ、なお休日もたっぷりある大企業でなければ敵わないのではないでしょうか。

少なくともどこにでもある中小の警備会社では無理だと思います。

 

警備業は大企業と比べて給料も高くありませんし、休日もそこまで多くはありません。

それでも稼ごうと思えば、1か月に30日働けばそれなりに稼げるでしょうし、1か月に20日間休みを取ろうと思えばそれも可能です。

 

しかし、それを両立する事は無理でしょう。

1か月のうち20日間はお休みで、月収が100万円貰える様な警備員さんは居ないのではないでしょうか。

まあ、100万円貰えないにしても、休みと高給の両方を希望してもそれは不可能というものです。

どちらかを犠牲にしなければ、もう片方の希望をかなえる事は出来ません。

 

にも拘らず稀に「休みは沢山欲しい、けど給料も沢山欲しい」という人がいるのです。

勤務表を作成した事のない人に多い

勤務表を作る時、全員が同じ位の稼ぎになる様に作成しています。

中には、掛け持ちでアルバイトをしている様な人は、出勤日数を少なめに希望する人もいるので、個人差はあります。

 

それなのに、休みが少ないだとかこれでは生活できないなどと言ってくる隊員さんもいたりします。

どう考えても、それ以上勤務を増やせば休みが減り、キツクなるであろうに希望通り出勤を増やすと今度は「もっと休みが欲しい」というのです。

 

自分で仕事を増やせと言っておいて、今度は休みを増やせと。

こういう警備員さん意外と多いんですよね。

 

勤務表を見れば明らかに均等に分配されているのに、それ以上増やしても減らしてもどちらにも問題が出ると分かりそうなものなのに、本人の希望通りにしたら今度は逆の事を言う人。

 

警備業の様な仕事は、薄給で1日でも多く仕事をしないと稼ぐ事は出来ません。

しかし、1か月は30日しかないので出勤日数は限られます。

無理の無い様な働き方をさせようとすると「これくらい」という基準で作っているのに、勤務表を作成した事のない人は自分の要望のままな意見を言ってくるのです。

生活の為か自分の時間の為か

人が生きていくのにお金が必要です。

住む所や食べるもの、そして税金など、生活の経費ともいえる金額を下回らせる事は出来ません。

 

その為、生活の為の最低限な稼ぎが無いと困るでしょうが、今まで作成して来た勤務表は、その最低のラインを下回っていないと思います。

それでも稼ぎたいというのは、自分の生活を豊かにするための稼ぎです。

 

本人がやりたい、出来る当のであればその様に勤務表を作成しても良いのですが、仕事を増やした後で「休みがもっと欲しい」という希望は聞けません。

なにせ1か月は30日しかないので、お金が欲しくて勤務日数を増やしたのをキープしつつ、そこから30日を超えて休みを増やすのは無理ですよね。

 

その為、低賃金の社会においてお金か休日はどちらかを犠牲にするしかないのです。

1日当たりの給料を増やすのは隊長の仕事ではなく、会社の仕事です。

会社が1日当たりの給料を増やしてくれれば、金額を減らさずに休みを増やす事も可能でしょう。

 

周りの警備員さんは誰でも、お金も欲しいし休みも欲しいと思っています。

しかし、そのどちらかを犠牲にしなければ希望は叶えられないという事を、理解しなければなりません。

 

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