座哨している施設警備員の悩み

先日、出入管理で座哨している時に前の日の夜更かしをしたせいで、勤務中に大変な目にあいました。座哨勤務は立哨よりも体の負担が少ないのですが、楽な分立哨の時とは違った苦労があります。

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座り続けている事も苦痛である

ここでよく立哨勤務と座哨勤務の比較のお話をしましたが、先日この座哨勤務ならではの苦労な目にあいました。

それは、座哨中は眠気に襲われると相当ヤバい事です。

 

今まで勤務してきた中で立哨や座哨、そのどちらも経験してきましたが座哨はただ座っているだけ楽そうに見える以上に大変であるのです。

勤務の前日に夜更かしをしてしまった為に、先日の勤務中に眠気に襲われたのです。

 

勤務の前の日は、仕事中に眠気に襲われない様にと6時間以上は睡眠を取るようにしていたのですが、その日は少々遅くまでPCに向かい過ぎて5時間も寝られませんでした。

案の定、その日は出入管理をしている間だけでなく待機時間中も昼寝をしてしまったほど眠気の取れない一日でした。

 

座哨勤務は椅子に座って出入管理をしており、来客が見えた時は立って対応しています。

この動作が多ければまだ眠くはならなかったかと思いますが、当日は来客が少なく、ただ座っているだけの時間が結構ありました。

 

人間、ただ座っているだけという状態にさらされると、ボッーとしてきて眠たくなります。

変わる事の無い外の景色を見ているともうそれはとどめを刺されたようなもので、気がつくと意識を失っていた、なんて事もあります。

立って寝る事は難しいが座って寝る事は容易

今まで警備員の仕事をしてきて当初は、環境の悪い場所で立哨をしていて

「立っているだけなのにこんなに辛いなんて」

と思ったものです。

極まれに交代して防災センター内で座哨業務をする時もありましたが

「座って仕事が出来るなんて、なんて素晴らしい事か」

とやはり座哨業務は良い、という印象を持っていたものです。

 

立哨業務がメインの現場の時は、前日に夜更かしして眠気と闘いながら立哨していても「気づいたら寝ていた」なんて事はありませんでした。

多少寝そうになったり、数秒間意識を失う様な事はあっても、座哨中に気づいたら寝ていた、なんて程の時間までは寝る事は出来ません。

 

立哨中に眠くてもなかなか寝る事は出来ないが、座哨中で眠たくなるとそれに抗う事はとても難しい。

 

という事を思い知らされました。座哨業務は立哨業務よりもはるかに楽だという事は間違いありません。

しかし、立哨以上に気を付けなければいけない事もあるのです。

立哨よりも解消の手段は多い

ただし、座哨勤務中に眠たくなったからと言ってそのまま座り続けなくても良いのです。

もし座哨していて寝そうになったら、その場に立ち上がってみたり体を動かして目を覚まさせたりする事も可能です。

今の現場や、以前の現場でも座哨禁中に眠たくなったら座るのを止め立ち上がって立哨したり体を動かしたりして眠気を覚ましていた警備員さんもいます。

 

別に誰からもそういわれる事なく、自分から眠気に負けない様に努力していたのです。

座っていて眠たいくてそのままうたた寝してしまったなんて失態をしない様に、という意思があるからこそ出来る事だと思います。

 

前の現場では、その眠気に平気で負けて座ったまま天井を仰ぎ見るほど寝入っていた者もいたくらいです。

睡魔に負けない、ではどうしたら良いか。

座哨勤務をしている警備員さんは日々、この問題と向き合って眠気に負けないよう努力しているのです。

 

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