アルバイト警備員では常駐警備は難しい

施設警備のアルバイト、というのを周りで聞いた事がありません。施設警備と云っても色々ありますが、私の認識している施設警備は常駐警備のスタイルの業務です。アルバイトは短期間での勤務や、単純作業なイメージがあり施設警備向きでないイメージがあります。

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警備員のアルバイトとは

良く求人で、警備員のアルバイトという単語を見ますが、周りで警備員のアルバイトという人を見かけません。

これは私の警備会社がアルバイトという人材を取り入れていないのか、会社の施設警備の現場にアルバイト員を採用していないのか、わかりません。

 

しかし、施設警備員として実際に現場で勤務していると、短期間や単純作業でない事は明白です。

個人的なイメージですが、アルバイトと聞くとどちらかというと

 

・短期間での就労

・単純な作業

 

というのがアルバイトとして期待している作業だと思っています。

学生が開いた時間を利用して短い期間働く、という認識があるのでそれでは施設警備員としてやや敷居が高いのかなと思いました。

施設警備員は覚える事が多い

施設警備員はいわゆる常駐警備員とも言います。

同じ施設で毎日同じ業務をやり続ける、これが施設警備業務だと思っています。

 

施設側は長期間、その警備会社に仕事を任せ続けます。警備会社側も長期間仕事がもらえるので、どうしても警備員の頭数を長期間で揃えなければなりません。

そうなると、短期間で辞められてしまうアルバイトよりも、年単位で仕事を続けて貰える方が、また面接をしたり新人教育の指導をしなくて済みます。

 

しかも、毎日同じ仕事をしていますが、覚える仕事量も多かったりでそうそう人を入れ替える、というのはとても面倒です。

施設の現場にもよりますが、施設での仕事を覚える量は本当に膨大です。

 

今まで色々な施設を経験しましたが、楽な現場でさえ一通りの仕事を覚えるのに約半月はかかります。

それが忙しい現場ともなると1ヶ月以上かかって全ての業務を覚える現場もあるとなると、とても短期間のアルバイト希望の人が気軽にやろう、なんて気は起きませんよね。

仕事を覚えるのにそんなに時間がかかるのなら、やろうとも思わないでしょう。

短期では歓迎されないのか

これだけ時間をかけて仕事を覚えるとなると、現場でもアルバイト警備員は歓迎されません。

現場では、長期間働ける人材を求めています。

ただでさえ、覚える事が多く肉体的にもきつい仕事は、アルバイト員でなくても人が寄り付きにくいのに、初めから短期間だと分かっているなら尚更です。

 

新人教育として研修するのに、人員と時間が割かれるのですから。

人手が足りない現場では指導するのにもギリギリな現場もあるのです。

 

そうなると、アルバイト員は入って来ない長期間希望の人も入って来ない、という事態になります。施設警備の警備員さんの現場は本当に大変だと思います。

警備会社は人が足りないからと言って、施設警備の現場にアルバイト員を入れてくるかもしれませんが、それは結果誰も得をしない事だと理解して欲しいですね。

 

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