休日出勤だらけの中、巡回する意味はあるのか

今日は休日のため従業員はお休みでいないはずなのに、なぜか休日出勤する人が多かったです。そんな中、夜間に建物巡回をするのですが、遅い時間まで残留者だらけの中巡回をするのに火気点検や施錠確認する意味がなく、何のための巡回か分からない日でした。

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従業員の休日出勤は警備には厄介

平日に残留者がいる状態で巡回するのは仕方がないとして、休日の時にわざわざ出勤して、さらに警備員が巡回するような遅い時間まで残留するのはちょっと困りますね。

今回も休日にもかかわらず休日出勤してきたのですが、今日は今まで以上に従業員がやってきました。

年度末、というのもあるのでしょうか。

平日だけでは仕事が追い付かなくて出て見えるのでしょうが、警備員にとっては貴重な休日のまったりした日の仕事が平日と変わらない、というのは残念です。

施設も休日モードになっているのであらゆる出入り口が施錠されているので、出勤してきた従業員によっては開錠依頼も出てきます。

警備員側も依頼があれば開錠しますが、こちらも日常の業務をしているので相勤者が巡回などに出ているとすぐに対応が出来ませんし、巡回から呼び戻さなければなりません。

平日であればしなくても良いイレギュラーな業務を、日常業務を一旦取りやめて依頼を受け付けなければならないのでとても厄介なんです。

残留者としてカウントすれば火気点検がスルーできる

休日出勤してきた従業員が夜遅くまで残留している状態で巡回者が得をする事と言えば、火気点検などが残留者の為に出来ない、という不可抗力です。

残留中なので、点検が出来ず次の巡回者に託す・・という形になっているので、残留のある時に巡回に回った隊員さんはそのエリアのチェック項目が減るのである意味ラッキーです。

一応残留者には声を掛けて帰る時に火気処理をする様お願いしますが、全員が必ず出来ているわけでも無いので次の巡回者が確認して処理するようになっています。

なので巡回時に残留者がいた隊員さんにとっては、スルー出来てお得・・といえるのでしょうか。

いずれにせよ休みの日は静かに警備の仕事がしたい

しかし、やはり警備員の業務としてある巡回は誰も居ない状態での見回りが一番良いと思います。

残留者を気にすることなく行う火気点検は、警備員の責任とはっきりしているので、巡回する警備員にとっても手を抜く事なく仕事が出来ます。

中途半端に残留がいると警備員が細かく見るエリアと、そうでないエリアで差が出来てしまうので仕事も中途半端になってしまいます

休日は誰も居ない静かな建物を、集中して巡回業務を行う・・

これが警備員として一番能力が発揮できるのでは、と感じています。

 

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