警備業が人手不足でなり手が少ないのは求められる業務量に比べて給料が少ないからではないか

警備業界が人手不足である理由は色々あるかと思います。その中の一つの理由として、仕事内容の割に支払われる賃金が低いからではないかという事です。人から敬遠されがちな仕事にも拘らず安い給料となると、よほど限られた理由の人しか参入しないかと思います。仕事内容か賃金のどちらかを解消すれば、今よりは警備員になろうという人も増えそうな気もしますが・・・。

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警備員の人手不足は色々ある

警備業界は人手不足です。

人手不足は今やどこの企業でも同じです。

 

それぞれの企業で人手不足になった理由は有るかと思います。

そして警備業界の人手不足の理由も色々あります。

 

そんな中で数ある理由の一つに、仕事に対する賃金が見合っていないという点です。

警備業務は現場によって異なります。

 

キツイ現場もあればラクな現場もあります。

更に世間の警備員に対する見方、態度など様々です。

 

同じ水準の仕事をしているわけではありませんが、世間は日頃警備員がどれほどの仕事をしているか知りもしないので漠然とした認識しかないでしょう。

そんな警備員の仕事ですが、平均した警備員の仕事に対して支払われている給料が見合っていないのでは、という考えです。

仕事に見合った給料ではない

警備員の勤務は過酷な場合が多いです。

特に交通誘導警備さんの場合、夏は暑く冬は寒いという環境で仕事をしています。

近年、夏や冬の気温は年々酷くなり外での労働は死の危険もあり得ます。

 

そんな労働条件にも拘らず、最低賃金での求人を見かけると

「そんな安い給料で集まるのか!?」

と疑ってしまいます。

 

最低賃金で求人を出すので、多くの人が仕事に集まる事は無く、更に過酷な労働条件でもやむなく警備の仕事を選ぶ様な人しか集まりません。

人手不足は解消する事は無く、更に警備員によるトラブルを頻発する様な問題も発生します。

 

仕事に見合った賃金を提示すれば、きっと今より多くの応募者が来て警備会社も人材を吟味する事も出来るかと思います。

人手不足の解消に役立ち、更に良い人材の確保も出来るのではないでしょうか。

 

こうなると警備員という仕事の程度を下げるか、もしくは今より賃金を上げるか無いかと思っています。

仕事の軽減か賃金アップか

仕事と給料のバランスがあっていないのなら、どちらかが合わせればよいのではないでしょうか。

仕事を安い賃金に合わせるのであれば、警備員の業務をもっと減らせばよいのです。

 

長時間の拘束を止めたり、警備員が実施するべき業務など減らす。

ではこれらの仕事は誰がやるのか、となれば仕事の依頼したクライアント側が実施すれば良いでしょう。

 

専門的な業務や労働時間が夜間などで無理であるなら、給料を合わせるしかありません。

もともと、警備員の仕事は最低賃金で働いている場合が多いと思われます。

 

1社だけが頑張っても仕方が無いので、警備業界全体で契約などの賃金を上げてもらうよう行動するしかありません。

ヘタに契約金を上げるだけでは、他の安い金額を提示している警備会社に取られて終了です。

 

全国の警備会社がどこも抜け駆けする事無く契約金を上げていくのはそう簡単な事ではありません。

しかし近年、物価が高騰し新入社員の初任給を30万円にする企業も出てきている中、警備業界も何かしら行動しないとクライアントに買い叩かれて仕事量は多いうえに給料も安いまま取り残されてしまうでしょう。

 

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