施設警備員は一度のその現場に配属となったら、よほどの事が無い限り違う現場へ行く事はありません。しかし、そのよほどの事があったり施設警備の契約が継続出来なかった時は、別の現場へ行くしかありません。その違う現場へ行く時、自分の納得のいく現場で無かったらどの様な行動を取りますか。
施設警備員が異動する時
施設警備員は一度その現場へ配属したら、滅多に違う場所で勤務する事はありません。
とは言っても、全ての施設警備員がそうではなく、中には一定期間で別の現場へ移ったり、毎日違う現場へ出勤している施設警備員さんもいる事でしょう。
今回は、常駐勤務として異動する事の殆ど無い施設警備員さんのお話となります。
施設警備員は一度施設に配属となると、余ほどの事が無い限りその現場で勤務し続ける事となります。
この余程というのは
・勤務している現場で自己都合や問題を起こして出入り禁止になった場合
・警備会社が契約を継続する事が出来ず働き続ける事が出来ない場合
まあ、これ以外にも理由はあると思いますが会社が健全で、また人間関係で目立った問題などを起こさなければ、異動する事は無いと思います。
納得のいく現場で無い時の行動
そんなずっと同じ場所で働き続ける事が出来る施設警備員ですが、時には様々な理由で異動をせざるを得ない場合もあります。
何年も働き慣れた現場から、異動しなければならなくなった時に会社から
「次は〇〇の現場へ行ってください」
と言われ、自分では納得の出来ない現場だった時どうしますか。
現場の名前を聞いて何となくどんな仕事かと想像できるならまだしも、施設警備とはいえ、どんな仕事になるのか想像もつかない時もあるでしょう。
自分で納得のいかない現場だった時に会社に対して取る行動が3つあります。
・辞める
・会社と相談して納得のいく現場へ変更してもらう
・会社の指示に従う
辞めるのは簡単です。
会社に相談しても変わる事が無く、異動先の現場では納得できないのであれば、という結末です。
これで会社側が止める事もしないのであれば、すんなり退職という流れになるでしょう。
順番が変わりますが、会社の指示通りに従う場合は、異動を指示された現場に納得が出来ていなくても、文句を言わずにその現場で働くという事です。
辞める事もせずまた会社とも相談せず、この場合は会社にとっては「良い従業員?」という様に見られているのかもしれませんね。
そして、最後に会社と相談して違う現場に変えてもらう、です。
これは会社から指示された現場では納得がいかないから、会社と相談して自分の納得のいく現場へ変更してもらう様に話し合いをする、という事です。
これは会社に対して異議を唱えているわけですから、必ずしもそうとは言いませんが、会社と揉める事も覚悟しておかなければならないかもしれません。
しかし、自分の気持ちを伝えるという事も悪い事ではありません。
会社側がその訴えに対してどんな反応をするかは、その人次第でもあります。
会社にとって必要な人材であるか
会社と話し合って自分の納得する現場で働かせてもらう、という主張は別に悪い事ではありません。
しかし、会社も理由があってその現場へ行かせようとしているので「その現場は嫌」という主張をすると、人事の予定に狂いも生じます。
ですが、相談をしたその警備員さんがどれだけ会社にとって必要な人であるか、という事で違う現場への異動も考慮してくれる時もあります。
シビアな話ですが、会社にとって必要な人材であれば、無茶な話でもなるべくその人の相談にも乗ってくれるという事です。
会社と労働者の間でお互いが納得できなければ、労働者側は違う職場へ行けばよいのです。
そういう意味では労働者側の方が強いと言えるかもしれませんね。
しかし、辞めたからと言って今よりも高い給料が貰える仕事が直ぐに見つかれば良いですし、また今よりもきつい仕事であれば他所へ行こうとも思わないでしょう。
会社側も良い人材であれば、辞めて他へ移ってしまわれない様、何とか会社に留まって欲しいと思っているはずです。
まあ、会社側もどうにもその現場しか行く所が無い、という状況であれば「会社に必要な人材」であっても「退職を素直に受け入れてくれる」様な人であってもどうにもならない事なのですがね。
少なくとも、会社に必要な人材であれば、引き止めたり、違う現場の斡旋もあるかもしれませんね。