警備員の装備品はたくさんあります。それは制服に始まり制帽や白手袋など様々です。その装備品もしくは備品の多くは、警備会社によって会社が負担してくれたり、個人で用意するように言われたりとバラバラです。そんな装備品を個人で用意する時、その物によっては高価な物や100円ショップで購入出来たりとかなり違いが出ます。安いからと何度も買い替えるよりも、最初に多少高いお金を払っても1度の購入でずっと使える、皆さんはどちら派でしょうか。
装備品を個人で購入する
警備会社によっては警備員が業務で使用する備品を、会社が負担してくれる所があったり、個人で用意するように言われている所など様々です。
代表的な備品に懐中電灯や白手袋、無線機のイヤホンなどが挙げられます。
これらは警備会社が経費を使用して、現場へ支給してくれる所があったり、逆にすべて個人で購入して用意しなければならない所もあります。
警備会社側が、個人で用意させている物のほとんどがいわゆる消耗品に当たります。
毎日業務で使用するうちに、だんだんと故障したり破損したりと交換が必要となるものばかりです。
警備会社によっては初めのうちは、会社の経費で負担してくれていた様なものでも、いつの日からか「個人で用意」する様に言われた所もあるかもしれませんね。
一つ一つはそれほど高価なものでは無くても、交換の回数や現場にいる警備員の人数分を用意するとなると意外と高い経費になりますからね。
多少値が張っても長く使える
警備会社から備品は自分で用意するように言われて、いざ必要なものを買いに行こうとした時、警備員さんによって面白い差が出てきます。
ある警備員さんは全て100円ショップで購入してきたものを
そしてまた別の警備員さんは、100円ショップで購入するよりも何倍もするものを購入してきました。
もし、個人で備品を購入するように言われた場合、どちらのタイプになるでしょうか。
これはどちらの方が良いという正解はありません。
自分が良いと思った方で備品を購入すればよいのです。
初めに購入する時点でお金が必要になるので、100円ショップで購入した方の警備員さんは大金を用意する必要はありません。
そして、100円ショップ以外でそれなりな金額を払って用意した警備員さんは、出費は大きくなってしまいますね。
しかしそれぞれ用意した備品は、高いお金を出した方が100円ショップで購入した備品よりも長持ちするのです。
100円ショップで購入した備品は確かに安いですが、安い素材や作りが甘かったりと、長期使用に耐えられません。
その点、高いお金を出した方は保証もあったりと長期間使う事が出来るのです。
長い目で見ると、初期投資は高くても買いなおす頻度が少ないので結果的に100円ショップで購入したよりもお得だったりします。
安かろう悪かろうは正しい
安い商品は使用していてもやはり見た目からして安そうに見えるものです。
別に100円ショップで購入する物がいけないと言っているのではなく、見た目も損をして、長期的に見ると高くついているという事なのです。
急に備品が必要になって一時的に必要である、という時などは100円ショップは大いに役立つ事でしょう。
過去に革靴が必要になった時に、一時的に安い革靴を購入して警備業務に使用していた時がありました。
初めのうちは特に気になりませんでしたが、数か月も履いているうちに、ソウル部分が剝がれてきて、最後には履けないほどになってしまいました。
あれ以来
「安かろうは悪かろう」
という言葉は間違いないのだ、と思ったものです。
それ以降、革靴に限らず個人で用意する備品に関しては、100円ショップで済ませるのではなく、多少金額が高くても見た目や性能を十分に満たしている物を購入するようにしました。
お金を稼ぐために必要な備品なのに安ものを購入し使用するのは、自分自身の為にもなりませんし、再度購入しなければならない為にお金も余計にかかってしまいます。
初期投資が多少必要になってしまいますが、仕事で力を発揮する自分の為にも安ものを使用するのは、本当にそれで良いのか今一度考えてみましょう。