施設警備の現場には自転車が配備されていて巡回などの業務に使用しているが意外と気付かない注意点もある

施設警備の現場に自転車の無い所はあるのでしょうか。私は今まで配属してきた現場には必ず自転車がありました。この自転車は巡回などの業務に使用したり、業務中の敷地内の移動用として利用しています。よほど広い敷地内でもない限り移動に使う事は無いでしょうが、業務中に乗る際は気付いていない事が意外とあったりします。

スポンサーリンク

施設警備員の自転車の使用

恐らく、どこの施設警備の現場にも自転車が配備されている、という事は無いと思います。

しかし、少なくとも私が配属して来た現場では必ず自転車が配備されていました。

 

その現場が偶然にも自転車が無いと業務が出来ない所だったのかもしれません。

敷地が広くて、巡回などの業務を行う時に自転車が不可欠だった、などの理由はあると思いますが、施設警備の現場によっては自転車を必要としない所も沢山ある事でしょう。

 

私が配属した現場では、敷地が広く自転車で巡回しないと、とても時間内に回りきることが不可能だったので、外周巡回をする警備員さんは全員、自転車に乗って見回りをしていました。

流石に、自転車に乗れないという警備員さんは居ませんでしたが、その全員の中にも稀に自転車に乗るときの注意点を把握していない人もいました。

警備員が自転車に乗る時の注意点

自転車に乗るという事は、現場によっては公道を走る事もあり得ます。

敷地内での運用なら、そこまで厳しく言われる事も無いかもしれませんが、一歩敷地を出て公道を走る場合は、交通ルールを守らないと大変な事になります。

 

警備員は公安委員会から許可を得て警備業務を行っているので、普通の人以上に規則を守る、という事に気を使う必要があります。

そんな交通ルールですが、有名な所では「2人乗り禁止」です。

 

とても有名な交通ルールなので、警備員が仕事中に2人乗りをして走行する事はよほど無いと思います。

更に、「傘さし運転」も意外とついやってしまう交通違反です。

そこまで交通違反という事が広く浸透していないのか、たまに雨の日に傘をさして走行している一般の人を見かける事があります。

 

一般の人もそうですが、警備員が傘をさして走行していたら、高確率で警察官の人に止められるのではないでしょうか。

この二つは、警備員が仕事をする上で交通規則として違反しがちな事柄だと思うので、業務中についうっかりだとしても破らない様に注意しましょう。

 

そんな自転車ですが、今までの現場では警備会社が側が全て手配していました。

誰が自転車を用意するのか

警備会社が自転車を用意するのは、まあある意味当然の事だと思います。

まず、自転車を使用するのは業務として必要な乗り物でもあるので、通常は個人が用意するものではありません。

 

中には、個人の自転車を用意して、自転車が必要な業務の時に、個人で用意した自転車で見回っている人もいました。

別に個人で用意した自転車に乗ってはいけない、という規則も無かったので特に問題ないと思います。

 

どこも同じでしたが、会社が用意した備品などはあまり丁寧に扱われない場合が多く、警備員さんによっては乱暴に使用する人もいます。

自分の物ではないので、壊れたら会社がまた用意すればよい、くらいにしか思っていないのかもしれません。

 

警備会社によっては、一度用意した備品が壊れたからと言って、代わりの物をすぐに手配してくれない会社もあります。

そうなると、壊れた状態の備品をだましだまし使う事になり、とても不便な使い方を強いられる事になるのです。

 

その為、会社が直ぐに新しいものを手配してくれないのであれば、自分で用意して丁寧に使った方が良い、という人も出てきます。

それが、自分で個人用の自転車を用意する事に繋がるのです。

 

備品を乱暴な使い方をした者のせいで、業務に支障が出るくらいなら個人用で用意して大事に使おう、というのは分かる話でもありますね。

会社の経費も無限にあるわけではありません。

 

誰かがいい加減な使い方をして、共用の備品が壊れてしまった時に、業務に支障が出るかもしれない状況というのは、いままで丁寧に備品を使用していた者からすると迷惑な話です。

経費として備品を手配してくれるが、壊れてもなかなか交換に応じてくれないか、もしくは自腹で個人用の備品を用意して、自分用として丁寧に扱うか。

 

という選択に分かれたりもするのです。

出来れば、会社が用意した備品を、全員が丁寧に使っていく事が一番の理想なのですがね。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク