施設警備員の仕事は何も全て体力的なモノばかりではありません。勤務中8時間ずっと座りっぱなしな現場だったり、夜中の間モニターを見続ける仕事だったりと、ただそこでじっとしているだけで逆に苦痛な仕事もあるのです。自分が勤務している現場が体力的または精神的どちらに偏った仕事か認識していますか。
肉体的または精神的に苦痛だと感じる現場
施設警備員と云うか警備員の仕事は、基本的に体を使う仕事という印象があります。
夏は暑く冬は寒いという環境での仕事や、24時間泊まり込みで歩き回ったり立ちっ放しだったりと、肉体的に疲弊するイメージが強いと思います。
中には実際に肉体的にヘトヘトになる様な現場があるのも事実ですが、私が経験してきたような楽な現場があるのも事実です。
肉体的にきつい現場と云えば良くここでも話に挙がる「大型商業施設」が代表例でしょう。
社内でほかの地域で請け負っている商業施設勤務の警備員からも、クレームや事案など件数も多く非常い忙しいと聞いているので、どこの大型商業施設でも肉体的にハードであると言えるでしょう。
商業施設の現場にも依りますが、立ちっ放しで歩きっぱなしという、座って仕事をする事が無いとずっと「体に負荷をかけている」という状態になり肉体的に苦痛を感じるのだと思います。
そして、その逆の現場の業務で「ずっと座りっぱなし」な勤務も精神的に苦痛を感じます。
比較的ヒマな現場では何もする事が無く、更に座哨での出入管理業務時間が長いと、居眠りをしてしまう恐れがあるほどです。
起きていなければならない
居眠りをしてはいけない、というこんな仕事として初歩的な事を気にしないといけない位、ヒマでありそれが苦痛にも繋がっているのです。
どちらに偏っていても苦痛な職場となる
施設警備の仕事は、肉体的にきつい現場を嫌がる人は多いです。
そりゃ誰もが楽な仕事をしてお金を稼げたらそんな良い事はありません。
それでも私はその両方を経験していますが、やはり理想は肉体的にキツいのと精神的にキツいというバランスの取れた現場が良いのではないかと思います。
バランスが取れていると、肉体的にも精神的にも辛さも半分になるので、無理なく体を動かしつつ、一息もつけると言った現場で働けるのが良いと思います。
忙しくもなくヒマ過ぎると、そこの現場に配属された新人警備員は何も学べず、ポンコツ警備員しか育たない事を経験しました。
このことから忙しすぎても長続きしないのと、ヒマ過ぎてもまともな施設警備員に育たなく、本人にとっても苦痛だと思います。
実際に働いてみないと分からない
そんな理想的な現場はそう簡単には無いでしょう。
多くの施設警備の現場が、日々の業務に追われて自分の勤務している現場が、忙しすぎる現場なのか、バランスの取れている現場なのかなんて、なかなか知る事は出来ません。
まあ、それでもヒマな現場は考える時間がたくさんあるので、自分が勤務している現場が「ヒマな現場である」という事は理解していると思います。
しかし、これから新しい現場で働こうとしている人は、ヒマな現場かバランスの取れた現場かなんて事は知りようがありません。
配属先の現場が、商業施設なのか学校なのか病院なのか分かったとしても、そこがどれほどの忙しさかまでは、実際に働いてみて初めて分かるというものです。
こればかりは、施設警備員を何年も経験している警備員さんでも分からない事ですね。
いくら同僚から前情報として聞いていても、人の評価が自分に当てはまるとは限りません。
配属先の当たり外れは、配属した者のみぞ知る、という事なのです。