これまで施設警備員として働いてきて様々な警備員さんを見てきました。アルバイト感覚な警備員も居れば、責任を持って仕事に取り組む警備員。彼らはそれぞれ警備員に対する心構えが違いますが、同じ職場で働いています。そんな考え方の違う者同士が同じ仕事をするので、時にはトラブルになる事も珍しくありません。
アルバイト感覚な警備員
警備員という仕事は契約社員やアルバイトの様な雇われ方をしている人が多いです。
よほど正社員という警備員さんは大手の警備会社の警備員や、現場でもごく一部の人だったりします。
そう、言葉通り警備員は「アルバイト」と呼んでも間違い無かったりします。
そしてその言葉通り、警備員の中には働くという業務がアルバイトの様な感覚の人も居るのです。
「今日仕事だったけど行く気が無いから休もう・・・」
「所詮アルバイトの様なものだから仕事はこの程度で良いだろう」
など、あまり責任感の無い働き方をする警備員が居るのです。
仕事をその日の気分で休んだり、与えられた仕事を中途半端に投げ出したりします。
アルバイトなのだから仕事にそこまで真面目にやらなくても良い、という感覚で働いているのです。
そうかと思えば、警備員の仕事でも働くからには全力で取り組む、という心意気の人も居るのです。
責任感の強い警備員
警備員の仕事でも働くからには真面目にやりきる。
という真面目な人も居ます。
それがたとえアルバイトと同じ賃金でも、アルバイトの様な扱いを受けたとしても、会社の看板を背負っているからには最後まで真面目にやりきる。
という気持ちを持った警備員さんも居ます。
私もどちらかというとこちら側に近い気持ちで働いているつもりです。
働く以上は責任は誰にでも同じだけある、という認識です。
周りから見た時、それがアルバイト待遇の警備員なのか、または正社員の警備員なのかは見分けはつきません。
そんな警備員に苦情を言っても
「私はアルバイト警備員なので知りません」
なんて言われたら警備会社に迷惑を掛けるだけでなく、それ以前に働く者として失格だと思っています。
働く以上、アルバイトでも責任はあるものだと思いますし、同じ仕事をしているので真面目だろうがアルバイト気分だろうが責任は同じだと思います。
そんなアルバイト気分の警備員と真面目な警備員は普段同じ職場で仕事をしています。
これほど両極端とも言える考えを持った者同士が同じ環境で同じ仕事をしているので、トラブルにならないハズがありません。
トラブルにならない訳が無い
警備員同士でケンカが起こる理由の一つに、警備業という仕事の認識に違いがあると言えます。
片方は所詮アルバイトなのだから正社員が負うようなレベルの仕事まではしなくても良い・・・
という考えかたと
例えアルバイトと同等な待遇として雇われた身だとしても、正社員と同じ様に責任を持って仕事をするべき・・
という考え方を持った者が同じ環境に居るのです。
それぞれ同じ賃金、同じ仕事をしている中で、考え方が異なるので当然衝突も起こります。
「なぜそこまでの事をしなければならない!」
「働く以上は最後まで責任を持て!」
多くのトラブルがこの様な認識からスタートしていました。
まあこのような言葉のやり取りが実際に発せられなくても、お互いの話を聞くとそれぞれの主張はこんな感じでした。
与えられた仕事なので、その分に限ってはやりきるべきだと思いますが、どこまでやりきるのか、というのはその時々にもよるかと思います。
現場で働く警備員として、その範囲を超えるようなレベルの事まではしなくても良いと思いますし、反面途中で投げ出す様ないい加減な仕事をするのも間違っていると思います。
この考え方の違いから、お互いが仕事の価値観の押し付け合いになる事で、警備員同士のトラブルとなるのです。
安い賃金で誰にでも出来る様な仕事で働いている警備員は、仕事に対しての責任や価値観が大きく異なる人たちと一緒の空間で仕事をするので、トラブルになるかもしれない、という意識を持つ必要があります。


