大きな挨拶の出来る警備員と小さな声の挨拶の警備員ではどちらが好印象かは聞くまでもない

警備員として一緒に働いている時に、大きな声で挨拶の出来る人と出来ない人がいました。どちらも挨拶をしているのには変わりないのですが、大きな声で挨拶の出来ない人は、場合によっては相手が聞こえていない時があり、挨拶をしていないと思われてしまう事も。仕事として挨拶をするので、小さな声で聞こえたかどうかわからない様な挨拶でなく、はっきりと聞こえる声で挨拶をしたいものですね。

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小さな声では挨拶していないも同然

挨拶の声が小さい人がいます。

これは何も警備業に限った事ではなく、どんな仕事でも声の小さい人は居ます。

 

警備員はお客様に対して挨拶をする仕事でもあるので、声が小さいと危険を呼び掛けたり、周りが騒がしい時に聞こえる大きさで話さないと、相手に伝わりません。

警備員として仕事をしていて、警備員なのに声の小さい人は居ます。

これはお客様に対して小さな声というだけでなく、同僚に対しても小さな声なのです。

 

挨拶というのは「おはよう」や「こんにちは」だけでなく「いらっしゃいませ」や「お疲れ様でした」などあらゆる声掛けを意味しています。

そんな挨拶の声が小さかった場合、相手によっては聞こえていないかもしれません。

 

聞こえていないのであれば、それはもう挨拶をしていないのと同じですよね。

お客様に対して、警備員が何の一言も発せずに対応していると受け取られる可能性もある、という事です。

お客様からクレームになる事も

出入管理の受付場で「あの警備員何の一言も話さずに対応された、感じ悪い」

というクレームは少なからずあります。

 

受付にいる警備員が、来客者に対して無言で対応した事で、相手が不快に思う事はよくある事です。

受付で受付簿に記入する際に、何の説明もないまま立っていたら良い印象は無いでしょう。

 

しかし、警備員側としては一応案内の挨拶はしています

「小さな声で・・」

 

そう、警備員の声が余りにも小さすぎて、お客様には警備員に無言で対応されたと受け取られるのです。

声が小さくて無言で対応されたと思ったお客様は、クライアントに警備員の対応についてクレームを入れます。

 

こうなってしまうと大きな問題となってしまい、警備側はクライアントに対策の報告をしなければならなくなるのです。

こんな事になる位なら、初めから相手に聞こえる様な大きな声で対応しておけば良かったのに、と思うかもしれませんが手遅れです。

 

しかも。今までの現場でも似た様な事はありましたが、困った事に

「問題を起こした小さな声で対応した警備員が余り気にしていない」

という点です。

 

彼らは自分はちゃんと挨拶した、と思っている様で相手が聞き取れなかったのが悪い、とまで思っているような印象なのです。

今回の挨拶の問題だけでなく、何かトラブルを起こした時に「自分は悪くない」と反省の姿勢を見せない人は少なからずいます。

 

挨拶の件でも同じ様に、自分は挨拶をした、と譲らない人が多く

「もっと大きな声で話せばよかった」

などと考える事はないようです。

 

こんな考えではお客様がクレームを入れる様に、同僚の警備員からもクレームが入ったりもします。

同僚からクレームになる事も

挨拶の声が小さくて、お客様だけでなく同僚の警備員からも苦情が入ったりするのです。

仕事の引継ぎや、業務連絡など仕事上必要な挨拶を小さな声で話す事で、お客様の時と同じように「聞こえずらい」「無言のまま」と思われる事があります。

 

これでは重要な伝達が出来ず、警備隊全体としての責任が発生してしまう事もあり得ます。

これでは困るので、相手に大きな声で伝えて欲しい、と苦情が上がってくる事があります。

 

稀に直接本人に苦情を言う警備員さんもいますが、ただでさえ自分は悪くないと思っている様な人が、同僚から指摘されたりすると険悪な関係になってしまう事もあります。

そんなこと気にしない、という人はガンガン詰めて行くようですが、だからといって改善される事もあまりないようです。

 

よほど隊長や会社側から、何度も言われないと改善しない様な人なので、それが分かっている人は何も言わない、という人も居ます。

相手が聞こえると感じる声量で会話が出来ない人は、残念ですがあまりサービス業には向いていないと思います。

 

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