施設警備の現場によっては駐車場がいくつかあり、勤務中に駐車場の巡回をすると思います。当時も広い敷地に広い駐車場があり、平面や地下そして立体駐車場などがありました。冬はあまり気にならないのですが夏の時期は籠った熱気で目眩がしそうなほど暑い場所なのです。
地下駐車場は熱が籠って暑い
商業施設などは駐車場がたくさんあり、またその駐車場も色々なタイプがあります。
当時勤務していた駐車場は、平面駐車場と地下駐車場、そして屋上駐車場に立体駐車場などがありました。
施設警備員として勤務している時は、店内巡回をする際にこの駐車場の巡回もありました。
しかし、店内巡回をして更に駐車場の巡回もしようとすると、とても店内巡回に割り当てられた1時間では周り切れないので、店内巡回プラスどこか1か所の駐車場の見回り、といった感じで次の警備員さんに引き継いでいました。
そんな中地下の駐車場は漠然と、外の環境にあまり左右されなさそうな感じがしていたものです。
プライベートで商業施設に遊びに行った際、地下駐車場を利用した事がある人はお分かりかと思いますが
「夏場の地下駐車場もたいがい暑い」
のです。昔からあまりこういった商業施設に行った事が無いので、地下駐車場も十分暑いという事を知りませんでした。
警備員になっていざ巡回してその暑さを思い知りました。
いくら日が当たらないとはいえ、外の熱気や湿気が籠っているので、車で通り過ぎる分には問題ないですが、歩きで周りを注意しながら進むと、一回りしただけで沢山汗を掻いてしまいます。
しかも排気ガスのニオイも中々なもので、体にも良くなさそうな感じがしたものです。
立体駐車場は殆ど外と同じ
そんな環境の悪い地下駐車場ですが、だからと言って他の駐車場がマシだという訳ではありません。
その現場では立体駐車場もありましたが、各フロアが外気に晒されているのでそこまで熱が籠る感じはしませんでした。
しかし、外気に晒されるという事は、屋根があるだけで外と言っても差し支えなく外気温と殆ど変わりがありません。
夏は暑く冬は寒い、というのはむしろ地下駐車場よりも酷かったかもしれません。
特に冬場は施設内でも唯一、立体駐車場のスロープだけが凍結するほど気温が下がります。
やはり高所であるのと外気に晒されている、というのが大きいのかもしれません。
そんな立体駐車場は夏場で例え屋根があったとしても、決して涼しいという場所ではないのです。
夏の時期の巡回はキツイ
施設警備員は空調の効いた快適な環境での仕事と、よく言われていますが、実際は外とほとんど変わらない駐車場の巡回もあり、快適な環境下での仕事とは言い難いです。
夜間の館内の巡回も汗びっしょりになりますが、駐車場の巡回をするだけでも十分汗を掻く事でしょう。
しかし、商業施設以外の現場では駐車場に関する巡回のない所もあるので、配属次第だと痛感しました。
まあ、警備員として駐車場の巡回をただ歩くだけの現場もあれば、違反車両を探しながら見回る様な所もあるので、大変さはそれぞれだと思います。
個人的には外での勤務を避けて施設警備員になったので、毎回見回るわけではないにしても、殆ど外の様な駐車場の見回りは、余りやりたくない業務の一つでもありますね。