この現場には巡回中に緊急時でない限り警備員でも入れないエリアがたくさんあります。先日、建物の中を巡回中に残留者がいないであろう部屋なのにパソコンの電源が付いており、デスクトップ画面が見える状態になっていました。
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本来警備員でも入る事の出来る部屋ならば近くまで行く事が出来ますが、この部屋は警備員でも入る事が出来ず窓越しにしか確認する事が出来ません。
そもそもパソコンの電源が付いている場合、巡回可能な部屋であっても触る事が出来ないのでどうしようも無いのですが、今回パソコンが付いていた部屋は残留者いるのかさえ確認が出来ません。
もしかしたら残留者がいる状態であえてパソコンが付いていたかもしれない、という事です。
たまたま他の部屋に用事があっていないのか、もしかしたら買い物に出ているかもしれない、など我々警備員には確認できないのです。
建物は完全に無人になるわけではなく、関係者の出入りも比較的自由です。
なので、電気がついている部屋は本当に残留者がいるのかいないのかパッと見では確認しづらいものがあります。
ただし、毎回巡回している警備員には
この部屋はこの時間、残留者がいる事は余程あり得ない
となんとなく理解しているので先日のパソコンは消し忘れであろうと推測が出来ます。
警備員が推測で判断するのはあまりよろしくはありませんが、巡回時はパソコンが付いている=(イコール)残留者がいる、とチェックしました。
こういう時は他の施設のように館内が完全に残留者ゼロ、という状態で巡回できるのが警備員にとって楽だと思いますね。
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