店内巡回をしている時お客様のいるエリアの見回りだけでなく施設内の関係者以外入らない様な所も歩く

警備員になってから施設内の巡回をし、普通の人では入る事の出来ない様なエリアなどに入る事が出来て新鮮な体験をしました。商業施設などで店内巡回をする時、お客様のいるエリアを見回る事は当然ですが、それ以外にも関係者以外進入禁止となっているエリアの見回りをする時、警備員でなければ入る事の出来ない場所へ行けたのは、今でも記憶に残っているほど貴重な体験をしました。

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施設警備員としての施設内巡回

施設警備員は建物内の巡回業務があります。

まあ、中には巡回をしない施設勤務の警備員さんも居るかもしれませんが、多くの施設警備員は巡回業務を経験していると思います。

 

その中でも、商業施設勤務の施設警備員は店内巡回というものがあり、お客様が買い物をしているエリアを見回ったりしています。

施設によって店内巡回のやり方などは異なると思うので、どの様に回る、巡回時に何をする、などといった事は配属先での指示に従う事となります。

 

そんな店内巡回ですが、お客様の目に付くエリアでの巡回は、警備員の仕事として分かりますが、それ以外でも人の目に付かない様な所も巡回業務として見回っている場所があるのです。

 

関係者以外立ち入り禁止

施設警備員になるまでは、巡回と云ったらお客様が買い物をしているエリアのみの見回りだと思っていましたが、それ以外にも人の目に付かないような区域も対象になっていたのです。

後方通路のエリアはもちろんの事、避難誘導路や避難階段、屋上のポンプ室など、施設内の関係者でさえごく限られた人しか立ち入らない様な所まで、警備員は見回っているのです。

 

初めて先輩警備員に連れられて行った時は、業務とは云えワクワクしながらついていった記憶があります。

利用客として商業施設へは何度も行った事のある建物でしたが、関係者としてだけでなく、施設警備員だからこそ入った事の無い場所まで見回るので、とても新鮮でした。

 

屋上のポンプ室などは、施設が一望できる場所にあったので、見慣れた景色でも違う角度から見る事ができ、巡回の度に一息ついて景色を楽しんだものです。

この様に、施設警備員として勤務しない限り普通の人には決して入る事の無い場所へ入り、またそのエリアへ入った人でないと見る事の無い景色を見る事が出来るのです。

 

もちろん、仕事の事を忘れて景色を楽しんでいてはいけませんがね。

施設内の事なら誰よりも詳しくなる

施設警備員としてその施設の巡回をしていると、その施設の事に非常に詳しくなるのです。

普通の人では入る事の出来ないエリアなどを見回り、恐らく施設内全ての区域を出入りしているので、緊急時はどの扉から出ると外へ出るのに近い、この扉の先はどの様な構造になっているなど、大型商業施設勤務の当時は、その施設内の設備担当の人よりも詳しかったりもしました。

 

施設警備員は、緊急時に施設内の人を外へ誘導する為に各避難口に配置されると思います。

その時に、この避難口が外のどのあたりに出る、などという事を把握しておく必要があると思います。

 

状況によっては、避難口の先が塞がれて外へ出られない、ではどの避難口に変更した方が良いか、など予め把握しておけば緊急時でもオロオロせずに済みます

日頃の店内巡回時に、避難誘導路も巡回エリアとして見回っているのであれば良いですが、一度も確認した事が無いのであれば、1回は確認しておいた方が良いと思います。

 

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