警備員の朝礼はクライアントに仕事をやってます感を見せる為のものでもあると聞いた事があった

警備員が並んで朝集まっている事があります。建物の中や外など場所は様々だと思いますが、多くの場合朝礼を実施する為に集まっているのです。その日の業務の打ち合わせの為が理由ですが、中には「仕事をやってます!」感を出す為、という意味合いも多少なりとも入っている場合があるのです。

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朝礼は業務の共有化の為

警備員が朝に集まっている事があります。

これは多くの場合が朝礼をしているのだと思われます。

 

警備員が一堂に集まってその日の仕事の流れを確認しているのです。

これは、施設警備も交通誘導警備も同じで、その日出勤した警備員が業務の確認をして情報の共有化をしているのです。

 

その時に教練という集団行動を実施している所もあるかもしれません。

気を付け、右向け右、回れ右・・・などがこれに当たります。

 

声掛けの挨拶などを全員でしている所もあるでしょう。

過去の現場で、この集団行動の動作や挨拶などを朝礼の時に実施している勤務にもつきました。

 

その時に、副隊長からポロっと聞いた事があるのです。

周りに仕事をしているという見せ場

朝礼をするのは情報の共有化という事もあるが、これはクライアントや従業員などに対して

「警備員が仕事をちゃんと行っていますよ」

 

というアピールも含まれているのだと。

確かに情報の休暇は必要ですが、その時に大きな声で挨拶を復唱するのはもちろんの事、集団行動の所作をする必要まではありません。

 

警備員らしい行動を全員が勤務中でも忘れないようにする為に実施する、という意味で毎朝するのは分かりますが、そこまでする必要があるのか、と。

そんな時に、当時の副隊長から

 

「朝礼はクライアントにちゃんと仕事をしている、というアピールでもある」

 

と聞かされたのです。

え、格好つける為にやっていたのか!・・・と当時はびっくりしました。

 

朝から挨拶の声出しをしたり、集団行動をするのは周りに対して非常に目立っていたので、効果は抜群だと思います。

慣れていない人だと恥ずかしいと思う人も居るかもしれません。

 

それでも1か月も勤務すればそんな気持ちは無くなりますがね。

業務として必要だと思っていた朝礼が、見栄えの為に行っていたと聞いて拍子抜けした気持ちになりました。

朝礼の必要ないまたは出来ない現場

他の現場へ異動した時、その現場では朝礼はしていませんでした。

そう、警備会社や現場によっては朝に朝礼を実施していない所もあるのです。

 

朝に実施していないのなら夕礼をしているのか、というと夕礼すらしていません。

現場によっては朝礼を実施していない、という事もこの時に知りました。

 

初めて入った警備会社の現場で朝礼を実施していたので、警備業界はどこの現場もこういったものなのだと思っていたのです。

しかし実際は朝礼は必ず行うものでもない、とそれ以降の現場で知ったのです。

 

現場によっては、朝のタイミングで警備員が全員揃っていない所もありますし、引継ぎの台帳などで全員の情報の共有化が済んでいる所もありました。

また、クライアントに仕事やってます感を見せる必要はない、という認識の現場ではわざわざその為に朝礼を実施する必要もないのです。

 

警備員が朝の時間に集まって朝礼を実施しているのは、多くの場合情報の共有化の為に行っていますが、必ずしも全ての現場でそれが必要とは限らず、また現場によっては少数ですが「格好つけ」の為に行っている所もあるのです。

 

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