朝礼をする警備隊の経験と朝礼をしない警備隊のどちらも経験があるがどちらも良いトコと悪いトコがある

先日、当務明けの帰宅途中で行動の脇で朝礼らしき事をしている交通誘導警備員さん達を見かけました。全員で7名ぐらいいたその隊は、比較的若そうな女性の隊長と思しき人が、みんなの前で話をしている様子でした。交通誘導警備員さんも立派な警備員なので、別に朝礼をしてもおかしくは無いのですが、今まで交通誘導警備員さんが朝礼をしている所をあまり見た事が無かったのでとても新鮮でした。

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交通誘導警備員さんの朝礼を見た

当直勤務明けに車で自宅へ向かっている最中、ふと道の脇で交通誘導警備員さんが朝礼らしき事をしている所を見かけました。

交通誘導警備員さんにしては珍しく、若い女性がみんなの前に立って話をしている様子でした。

 

みんなの前に一人で立っている様子から、その女性が責任者なのかなと思ったのです。

車で通りすぎる所を見かけただけなので、それ以上の情報は何も分かりませんでしたが、女性の責任者っぽいのと交通誘導警備員さんが朝礼をしている様子を見た事がとても印象的で記憶に残ったのです。

 

交通誘導警備員さんが朝礼をするのは別に珍しい事ではないのかもしれませんが、今まで施設警備員が朝礼をする場面は何の疑問も思いませんでしたが、交通誘導警備員さんの朝礼の場面はとても新鮮に映りました。

自分の周りで朝礼の場面を見ていなかったのと、私も施設警備員としてもうずっと朝礼をしていなかったのです。

警備隊の朝礼の必要性

施設警備員は大人数の隊で業務を行う事が多いので、朝礼をする現場も多いと思います。

朝礼は先日の出来事や、業務の連絡、またその日の行動予定などを伝達します。

 

この報告を聞いていないと、その日の仕事で大きな失敗をしてしまったり、やるべき業務を逃してしまったりしてしまうのです。

それを防ぐ為にも、前日と翌日の勤務の入れ替わりの時に、朝礼として内容を引き継ぐのです。

これが施設警備の代表的な朝礼なのではないでしょうか。

 

そういう意味では、施設警備員に限らず警備員の朝礼というものは重要なものだと分かると思います。

しかし、現場の中には朝礼をした事のない所もあり、実際私のいる今の現場では一度も朝礼をした事がありません

 

業務の引継ぎなどはありますが、殆ど当直責任者間でしか引継ぎをせず、その責任者から当日の勤務者へ通達されます。

朝はポストインする時間がバラバラであり、また昼間の時間であっても集まって昼礼や夕礼をする時間すらありません。

しかも、業務として引き継ぐ様な事柄も、ほとんどないので必要ないといってしまえばそれまでです。

 

それだけヒマな現場だという事ですね。

 

施設警備の現場でも、朝礼が必要な現場そうでない現場がある、という事です。

朝礼をした事のない警備員

そうなると、新人で配属されて来た警備員さんの中には、警備員として朝礼をした事のない人も出てきます。

全ての施設警備の現場で朝礼をしているわけではないので、警備員になって初めての現場が、朝礼のない現場の場合は朝礼にどんな事をするのか知らないのです。

 

私が初めて警備員になった現場は、朝礼のある職場で上番して仕事に入る前に朝礼をし、翌日下番前に次の警備員さんに引継ぎをする為の朝礼をします。

そう、施設警備の現場で朝礼をする時は当直勤務の場合、仕事の初めと仕事の終わりで2度、朝礼をしていたのです。

 

朝礼の時は軽く礼式の様な動作もするので、この経験があるか無いかでは警備員としての差は間違いなく出てきます。

今のうちの現場の朝礼経験のない警備員さんたちを見ていると、朝礼を毎日している警備員さんと比較して礼式の動作は劣るだろうなと思います。

 

自分の意志で朝礼をするかしないかは決められませんが、もし朝礼をしている現場にお勤めなら、朝礼というものをしっかり身に付けて自分のモノにして欲しいと思います。

 

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