この現場の警備室は受付の窓のすぐ外が外気に晒されています。余りに暑い日や寒い日などは窓を閉めて来客の度に開け閉めしています。今の時期、梅雨らしく毎日雨が降っています。同じような警備室の方は良くお分かりだと思いますが湿気が半端ないのです。
窓の向こうは湿度100%!?
警備室の受付窓を開けたらすぐ外・・
こういった警備室で勤務されている方はご承知かと思いますが、これは外気の影響を受けやすい構造です。
窓を開けていると夏は熱波が入り込み、冬は冷気が入り、室内に居るのに殆ど外と変わらない勤務環境です。
以前、商業施設の防災センター前での出入管理のお話をした事があります。
あそこも環境は劣悪でした。
防災センターが地下にあり、その入り口が地下駐車場と直結なので扉を開けると排気ガスと空気の流れの悪さで
夏は湿度が高く、冬は冷気が入り込んでくる・・という場所でした。
今では警備員しかいない警備室があり、空調もしっかり効いている・・と思いきや
受付の窓のすぐ向こうは外の為、受付業務中に窓を開けている時間が多いと警備室内の空調は全く効果なし。
一応、来客のいない時は窓を閉めていても良いというお墨付きを貰っているのでヒマな日や暇な時間帯は窓を閉めています。
おかげでそういった時は快適な出入管理業務をする事が出来るのです。
そして今の時期、今年は珍しく梅雨らしい気候の為雨がよく降ります。
地域によっては大雨のせいで、災害に発展しているエリアもあり心配ですね。
今日も予報通り雨でしたが、思ったより来客の数が多く窓を開ける機会が多い日でした。
そうなると、窓を開けている事で湿気が警備室内にどんどん入り込んで来るのです。
警備室内はエアコンが付いており、本来なら室内は快適な気温と湿度が保たれているはずなのです。
しかし窓を開け閉めしているのでエアコンが付いていても警備室内は一気に湿度が上がります。
警備室内には設備に関する機械や業務に使用する書類などがたくさんあります。
湿度が上がり、警備員の不快指数が上がるだけでなく業務に関するあらゆるものが高い湿度のせいで濡れてしまうのです。
警備室内のあらゆる物がベトベト
警備室の受付台には受付簿が置いてあります。
受付簿は外の台の上にあるので、湿度の高い雨の日などは紙がヨレヨレになってしまいます。
酷い時は用紙が破れてしまう事も・・。
外に置いてある用紙がそんな状態になってしまう環境で、湿度の入り込んだ警備室内も実は外に近い状態になっているのです。
まず、廊下は湿気でベタベタです。
今日も歩いていて、一瞬滑りそうになったほどです。
警備室内にある書類もヨレヨレ、壁はしっとり濡れてる、ガラス窓は結露で真っ白・・こんな状態です。
窓を開けている時間が長ければ長いほど、警備室内の湿度は上がり室内に居るのに外にいるかの様な不快さになりました。
外気の心配よりも湿気
夏の時期や冬の寒い時期、それぞれ辛い季節があります。
それに合わせて暖房や冷房を入れるのですが、暑い寒い以外に梅雨の時期も厄介な季節の一つになります。
外で働く事がメインな交通警備員の方なら分かると思いますが、雨の多い日は湿度も高くカッパを着る機会が多いのであの不快さはさぞ大変なことでしょう。
その梅雨の時期は室内がメインの施設警備員にとっても厄介な季節でもあります。
特に我々の警備室の様なほぼ外の様な窓口にとっては・・。
暑い寒いという外気よりもむしろ湿気の方が室内にある備品に影響がある為注意が必要になります。
恵みの雨と言いますが、程度にもよりますよね。