今朝9時ごろウチの近所で火災があったようで、消防車がサイレンを鳴らしながら走っているのが聞こえました。後で分かった事ですがそれは誤報であったようです。台風が通り過ぎた後、ビルや建物の自火報に故障でもあったのでしょうか。また台風の後はそういった機器の不具合が多いのでしょうか・・。
今回、台風が来ていなかったら今朝の火災は気になる事は無かったでしょう。
しかし台風一過後に火災情報を聞くと、何か関連がありそうな気がしてしまいました。
警備という仕事をしていて、監視盤の仕組みを知っていると尚更疑ってしまいます。
なぜそう関連性があると思うかというと、監視盤が発報する一つに防火扉があります。
この防火扉が作動すると監視盤も作動しますが、今回の台風のせいで防火扉が作動して発報したのでは?と思いました。
完全な妄想ですが朝の出来事でそんなことを考えてしまいました。
台風の通過で建物内にかかる圧力が変化し、防火扉が作動する・・というとんでもない妄想なんです。
防火扉の作動から監視盤が発報する仕組みは間違ってはいませんが、気圧の変化で防火扉が作動する事はありません。
なぜこんなおかしな妄想をするのかというと、施設警備員として台風時の建物の様子を見て来たからかもしれませんね。
強風のせいで開けた扉はものすごい勢いでしまり、また外へ出ようと扉を開けようにもなかなか開けられない・・。
一般住宅などと違いとても大きな扉でこのような状態になると建物に入る風も相当なものですし、勢いよく閉まる扉は怖いですね。
それだけ建物にかかる圧力もすごいので、防火扉にかかっているラッチも外れてしまうのではないかと錯覚するほどです。
実際外れた事はありませんが・・。
そんなことを考えていましたが、今朝の誤報の現場は住宅なのか施設なのかは分かりません。
まあ、自宅なら誤報はあり得ないですよね・・
自宅なら火事かどうかの判断を見誤るほど分かり難いものではないでしょうし、一般の人が119番通報するにはあまり経験のない事なので、不確かな情報で電話するとも思えません。
そうなると広い施設で火事かどうかハッキリ判断できない状況で焦って電話するか、人間以外の機械が火災でないのに火災と判断して発報させたか・・
どちらかでの通報と考えると施設としての誤報の方があり得る気がしそうです。
その結果、施設での機械の発報ミスを連想させるに至りました。
施設警備員として勤務していると、普段から監視盤による誤報がある事も承知しているので通報に至るまでの確認は重要です。
機械が間違った動きをしたとしても、人間の目でもう一度確認する事も必要です。
災害があったような時は特に間違った情報で周りを混乱させない様気を付ける事が重要だと思います。