時給1,500円を超える当直勤務の警備員の仕事はどれだけキツいのか、そして本当にそんなに貰えるのか

今の警備会社の当直勤務の給料は20,000円をギリギリ下回る位です。実働時間から1日当たりの金額を計算すると、1日9,000円ちょっともらっている事になります。明らかに低いですね。会社に相談しているのですが、どうなるか分かりません。世の中には施設警備で時給計算で1,500円以上貰っている地域もある様ですが、当務にしたらものすごい金額になります。本当に羨ましい限りです。

スポンサーリンク

時給1,500円以上の当直勤務の給料は

都心部などでは、時給1,500円と聞いても当たり前な話かもしれません。

しかし、田舎の地域では最低時給が1,000円前後の所が殆どです。

 

実際今の警備会社で、当直勤務をしても20,000円も貰っていません。

実働時間と貰っている給料を計算すると、割いて時給に毛が生えた程度です。

 

しかも、当直勤務1日分の金額を2日分として分けて計算すると、1日9,000円ちょっとという事になります。

今どき、1日働いて10,000円も貰っていない警備員の仕事は、かなり下の方の水準なのではないでしょうか。

 

比較しても意味はないのですが、交通誘導警備員さんの場合は、1日で10,000円以上貰っている人も少なくないと思います。

そういう意味では、やはり施設警備員は稼ぎが少ない、と言えるのかもしれませんね。

 

時給1,500円以上ある当直勤務の場合、16時間働くと24,000円以上貰える事になります。

ああ、夢の様な警備員の仕事ですね。

同じ仕事でも地域によって金額が異なる

施設警備員は建物の管理をしている仕事です。

国内にある施設、いわゆる建物は基本的にどこの地域でも同じです。

 

特に、全国に展開している某有名大型商業施設は、どこへ行っても建物の規模が違うだけで、作りは大体同じ事でしょう。

そんな住んでいる地域が違うというだけで、同じ様な仕事をしているのに、1日働いてもらえる給料が違うのです。

 

方や、1日24,000円。

もう一方は19,000円。

 

1日同じ仕事をしてこれだけ稼ぎが異なるのです。

同じ様に開店業務をして巡回をし、時間になったら閉店業務をし夜間巡回をする。

 

行っている仕事は同じなのに、給料は同じではないのです。

地方の人が都会へ出たがる気持ちが分かりますよね。

同じ仕事でもポンコツ警備員と同じ給料

更にこの様な問題は、地域だけの事ではなく、同じ警備会社内でも似た様な事が起こっています。

警備員というのは、個人で能力に差がある場合があり、ここでもポンコツ警備員という名で登場する事があります。

 

仕事に対して満足な結果が出せなかったり、失敗を何度も繰り返したり、周りの状況に応じた行動が出来ない様な人を指しています。

定義は特にないので、普通の人とは違う人、という認識で良いと思います。

 

そんな人たちと一緒に仕事をしたりするのですが、警備員の仕事は歩合制ではなく、みな一律同じ金額で仕事をする場合が殆どです。

資格や役職で多少金額に差が出る事もありますが、その様な手当ての無い優秀な警備員さんと、先ほど紹介したポンコツ警備員はどちらも同じ給料なのです。

 

毎回仕事で失敗ばかりで周りに迷惑を掛けている警備員と、その尻拭いをしたり現場に貢献している警備員さんでも、その警備員と同じ時間働いたのであれば同じ金額しか貰えないのです。

自分自身の経験もそうですが、周りの警備員さんを見ていて

 

「あれでは真面目に働いている警備員さんが可哀そうだ」

 

と思います。

警備会社の多くは、警備員を頭数で計算しているので、どれだけ仕事が出来ても、どれだけ周りに迷惑を掛けても「一人の警備員」としか見ていません。

 

これでは真面目に働いている警備員さんが逃げ出してしまうのも無理はありませんよね。

仕事の貢献具合を形として評価するのはなかなか難しいですが、優秀な警備員が自社から流出しない様にする為にも、個人の能力の違いを給料に反映させるのはしても良いと思います。

 

時給が1,000円の警備会社も、1,500円の警備会社も実は地域の違いなだけで、仕事の内容に関してはそれほど違いはありません。

また、警備会社内でもどれだけ仕事が出来ても、そうで無い人でも貰える金額は一緒だったりします。

 

警備員という仕事は、住んでいる地域が違ったり、周りに足を引っ張る警備員がいると「自分が損をしている」と感じる事があったりするものなのです。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク