以前商業施設の現場の頃、日常的に迷子の対応はしていましたがお正月のお客さんでごった返す店内で迷子の対応は大変だった覚えがあります。ただでさえ家族連れの来客が多いのに、小さな子供とはぐれる件数も上がり1日に何件も対応した覚えが・・
元旦から3日間は異常な来客人数
元旦の初売りや福袋の為に1月1日はものすごい人数のお客さんがお店に見えます。
私に知っている商業施設は元旦も休まず営業していたので、今年もたくさんの人が福袋を求めて列をなした事でしょう。
しかしその陰に小さな子供が被害に遭っているのです。
そう迷子です
毎年年が明けて1,2,3日位迄、他の日とは比較にならない程のお客さんが見えます。
その中には家族連れのお客さんもおり、そこには小さな子供もモチロンいます。
この3日間で迷子になる子供数は、年間を通しても半分はこの日に集約しているといっても過言ではありません。
まあ、体感なので実際に統計は取っていないので何とも言えませんが・・。
しかしそう言い切ってもおかしくないぐらい、来客が多くまた迷子になる人数も多かったですね。
なぜこの時期になると迷子になる人数が上がるのでしょうか。
迷子になり易い子供
迷子になりやすい理由の一つに店内の通路が足元も見えないほどの人でいっぱいになります。
小さな子供の場合、親と手をつないでいないとすぐにはぐれてしまうでしょう。
親の方も気を付けて手をつなぐようにはしているはずですが、チョットした隙に手が離れてしまったり子供の気を引くようなお店があり、一人でそちらへ行ってしまったりすると即親とはぐれてしまう事でしょう。
後は、その施設に来る機会が余り無い家族です。
それこそ年に1回、元旦の福袋目当てぐらいしかそこへ来ない様だと親でさえ迷子になってしまうかもしれませんね。
大人が迷う位なので、小さな子供などは一人でちょっと離れたらもうアウトですよ。
この様にして視界の余りきかない人ごみと、不慣れなお店のなどのせいで迷子になってしまいます。
迷子の対応時もひどい時は1時間に数件発生して警備員1人につき1件受け持つような状況もあった覚えがあります。
これだけ件数が多いと、親と会えない子供もいるのではないかと思うでしょうが最後には皆ちゃんと親と敢えていますよ。
親に会えない子供はいない
商業施設で迷子が発生して何十分も見つからないと、こちら側も不安になってきます。
まさか誘拐では・・・
なんて思った事も実際にあります。
世間ではショッピングセンターで子供が誘拐された、なんてニュースもあるくらいですが、幸い私が配属していた商業施設では迷子こそはあれ誘拐事件に至るような事はありませんでした。
楽しく遊びに来た施設で子供が誘拐されるなんて絶対にあってはならない事です。
その為、迷子検索が発生するとそれだけは無いようにと祈りながら迷子を捜します。
結果親と会えて無事に買い物に戻っていく姿を見るのは、本当にうれしく思います。
ただの迷子であって欲しいと思いながら警備員は日々検索していると思います。
年が明けて今日で2日ですが、商業施設ではきっと迷子検索をしている警備員さんがいるでしょう。
私はもう迷子検索があるような現場でありませんが、シッピングセンターで勤務されている警備員さん、まだしばらくはお忙しいでしょうがどうぞがんばってください。