ヒマな現場は出入管理がヤバい

先日、昼間に座哨で出入管理をしていてものすごい睡魔と闘っていました。座哨業務で座っている時間が長いのと、来客が殆ど来ないのダブルパンチで、そりゃじっと座っているだけだと眠くもなりますよね。

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眠気との戦い

今まで、施設警備員として出入管理をしていきましたが、今の現場ほど暇な座哨はありません。

以前の現場も座哨勤務でしたが、それなりに来客はありました。

その時ですら、商業施設の出入管理と比べると楽な方で「暇だ暇だ」と話していましたが、世の中は広いものですね。

 

このままいくと、まだ社会にはこれ以上暇な出入管理がありそうです。

座っているだけで翌日を迎え帰宅する・・当直勤務30,000円みたいな

いつかそんな募集を見かける日がやってきませんかね・・

いや、これ本当にありそうでとても興味のある話です。

 

そんな暇だと言われる今の現場では、来客も少なく座哨時間も長いので眠気との闘いが大変です。

他の隊員さんも「いつも睡魔に負けそうになる」と言っており相当苦労しているようです。

眠気を覚ますために数分おきに椅子から立ち上がり、体操をしたり、しばらく立哨して受付をしているそうです。

 

前の現場では昼間の出入管理で天井を仰いで寝るとんでもない警備員がいましたが、さすがに今の現場ではそんな警備員は居ません。

負けると記憶が消える

出入管理で座哨しているとものすごい眠気に襲われる事があります。

みんな日々この眠気に負けないように頑張っているのです。

 

万が一、睡魔に負けて座哨で寝てしまうと大変な事になります。

 

受付けは不審者を入れないようにする為のいわば門番のような仕事です。

この門番をしているのが雇われた警備員であり、施設警備員の仕事です。

関係者以外立ち入る禁止の場所で、関係者以外の者を入れない様にしているのに、その門番が寝ていたら不審者や関係者以外の者は入りたい放題です。

 

また、関係者などの大切なお客様が見えた時にその門番が寝ていたら、クライアントにクレームが行き間違いなくその警備員は現場から外されます

一人の警備員が外されるだけならまだ良いですが、最悪のパターンはその警備会社が契約解除になる場合です。

 

契約解除になると、その現場で勤務していた警備員さん全員の働く場所が無くなるのです。

 

「また別の現場へ行けばいいや」

 

と気軽に考える人もいるかもしれませんが、警備会社は大人数で人手不足な空いている現場なんてありません。

確かに万年人手不足の業界ではありますが、翌日から10名近い警備員を安定した給料で転属できる余裕のある場所は無いでしょう。

 

施設警備員は安定した給料がもらえるのが魅力の一つです。

それが分かって施設警備員の仕事をしているのに、翌日から給料が貰える日と貰えない日がある様な、不安定な職場で働くのは怖くてできません。

 

そんな状況にならない様に、みな頑張って眠気と闘っているのです。

そんな危機的な事をよく分かっていない警備員がたまに居て、平気で出入管理の受付でうたた寝をするのです。

天井を向いて寝る警備員なんて本当にいるのか?なんて思うかもしれませんが

 

「本当にいるので困っているのです」

 

眠気に負けて記憶が無くなると、仕事も無くなるかもしれないのです。

負けない様にする為に

出入管理で眠気に襲われた時にどうするのか、という対策の一つに

 

座哨であれば、その場で良いので立ち上がって立哨にするのが一番です。

 

座っているので眠くなるという理屈は大いにあります。

まあ、たまに立哨しながら寝てしまう警備員もいるかもしれませんが、座哨で眠気に襲われた時は立ち上がるのが良いです。

それだけで、大分意識が戻った事が多々ありました。

 

または体を動かす事です。

一番良いのは体操をする事ですね。

身体を動かす事で体内の血の巡りが促進され、かなり効果があります。

座哨でじっとしているのは、眠る前に布団に入っているのと同じような状態なので、そりゃ眠くもなりますよね。

 

まだまだ目を覚ます為の手段はたくさんあります。また機会があれば紹介しようと思います。

警備員に限らず、仕事中に眠くなる事はよくある事です。

だからと言ってその眠気に負けてはいけません。

眠くならないよう仕事に集中できるのが一番良いのですが、それでも眠気に負けそうになった時は、自分に効果のある眠気覚ましを見つけて睡魔に負けない行動をとりましょう。

 

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