施設警備員は一般の人から見て施設内を巡回している所を見かける機会があると思います。その時の大多数の印象はヒマそうに見えるのかもしれません。しかし、警備員がヒマそうにしているという事は「何事も無く平和である」という事でもあるのです。ヒマそうにしている姿は実は周りの人も安心して施設を利用できるという事なのです。
施設警備員はヒマそうに見える
施設内を歩いている警備員さん。
その時の警備員の印象はというと、多くの人が「ヒマそうに歩いている」と思われているのかもしれません。
実際に、休日など出掛けた先の移設で、館内を巡回中の警備員さんを見かけた時、周りを注意深く歩いては居るもののゆったりとした面持ちで歩いています。
まあ、これは恐らくその現場や会社から「巡回中は周りに落ち着いた印象を見せる様に」と教育されているのかもしれません。
警備員がせわしなく歩いていたら、まわりも「何かあったのか!?」と警戒してしまいます。
周りから目立つ制服を着た警備員が、館内を慌てずゆったりと歩いている様は、買い物や施設を利用しに来た人に対して「安心」を与えるよう心掛けなくてはならないのです。
ヒマそうに見えるのは良い事である
館内を巡回している警備員が「ヒマそうに見える」というのはむしろ良い事なのです。
警備員は防火防犯の為に施設で勤務しています。
未然に防ぐという為に巡回している中で、周りの人からヒマそうに見えなかった時は「緊急事態が発生」している時という事になります。
楽しく施設を利用しに来ているのに、館内を巡回している警備員が慌ただしく動き回っていたら、とても落ち着いて買い物なんてできませんよね。
緊急事態でないのであれば、警備員は周りに対してヒマそうに巡回している姿、というのは重要な事なのです。
警備員がヒマそうにしていない時はヤバい時・・
それならばヒマそうにしてくれていた方が良いというわけです。
だらしなくしても良いという訳ではない
ヒマそうにしている警備員と、だらしなくしている警備員は全く違います。
ヒマそうにしている姿は、何もしていなくても姿勢を正しくする事は出来ますが、だらしなくしている姿というのは、仕事中にもかかわらず見た目からして人を不快にする見た目です。
仕事中でもあるので、いくらヒマであったとしてもだらしの無い格好で館内を歩いてはいけませんよね。
過去にもヒマな現場で勤務している時に、ポンコツ警備員の一人がヒマな現場の巡回をしている時に、だらしの無い歩き方で見回っているのを見かけた事がありました。
猫背で前をしっかり見ているのかどうかわからない様な視線で、ズルズルと歩く様はまさに「だらしの無い歩き方」のお手本でした。
ヒマな現場の巡回は、周りに気を使うような危険なものや人もほとんど歩いていませんが、いつ誰が見ているか分かりません。
そんな現場であっても姿勢よく、周りに気を配っている雰囲気だけでも良いので、気を使って巡回して欲しいものですね。
この隊員は、後にクライアントから「真面目に仕事をしているのか?」と問われて出禁になってしまいました。
ヒマそうに見えるのと、だらしなく見える、のは大きく違います。
この違いを間違えないで巡回をしましょう。