警備員として巡回をする時、トイレに行きたくなる時があります。行く前に行っておけよ、という声も聞こえてきますが生理現象なので仕方がありませんよね。そのトイレですが、昼間と夜中ではトイレに関する暗黙の規則があります。その規則を知らないとクライアントから叱られる事にもなりかねません。
昼の巡回と夜の巡回でのトイレ事情
施設警備員が巡回をしている時にトイレへ行きたくなる時があります。
トイレへ行きたくなる事は生理現象なので、巡回中にトイレへ行く事は禁止されていませんが、その巡回によっては使うトイレに制限があったりするのです。
例えば商業施設で昼の時間の店内巡回時に、トイレへ行きたくなっても客用トイレを利用してはいけません。
まあ、これは現場によって違うかもしれませんが、私の勤務していた商業施設ではNGでした。
普通に考えて、警備員や従業員が混雑している客用トイレを利用した場合、トイレ待ちしているお客様からしたら
「自分が我慢して並んでいるのに、警備員が利用しているんじゃね~よ」
とクレームが入りそうですからね。
その為に、店内巡回中など昼間の時間のトイレ利用はバックヤードにあるトイレを利用する必要があります。
しかし、この事に意外と鈍感な警備員もおり、新人研修時にしっかり指導しておかないと平気で客用トイレを使用する警備員も居るのでびっくりです。
そして夜の細密巡回時などは、客用トイレを利用しても問題ないでしょう。
ただし、夜中はトイレの照明が落ちている場合もあるので注意が必要ですが。
夜中のトイレは本当に怖い
細密巡回時のトイレ利用はどこのトイレを利用しても大丈夫ですが、いくらお化けが怖くない私でも、真夜中に一人で客用トイレを利用する時は緊張します。
真夜中に個室がいくつもあり、周りもシーンとしていて落ち着いて用を足すのはなかなか慣れるものではありません。
これは照明がついていても、真っ暗なトイレでも同じです。
誰も人がいないという状況で、扉がいくつもありその奥を垣間見る事が出来ないというシチュエーションが不気味なんですよね。
細密巡回でトイレの見回りをする時、一つ一つの扉を確認するのは大事な事ですが、居るはずもないであろう何者かに怯えて巡回するのは、怖がりの人にとってはこれほど恐怖な事は無いでしょう。
そうなると、細密巡回時のトイレ利用は人の気配の多いバックヤードのトイレの方が安心するかもしれませんね。
日頃からトイレが近い人の不安
そしてトイレを利用する頻度の多い人も居る事でしょう。
もともとトイレの近い様な人は、警備員の仕事をするうえで心配事の一つかもしれません。
実際以前の現場でも、トイレの近い警備員さんもいました。
大、小に限らずトイレの近い人でも施設警備員の仕事はなにも心配する事はありません。
施設警備員で一人の現場であっても、業務時間中にトイレに行きたくなっても行けない、もしくは行ってはいけない・・というのは滅多にないと思われるので、トイレへ行きたくなったら行くようにしましょう。
警備員が詰めている警備室にもトイレは備わっていると思うので、仲間の警備員にトイレへ行っている間交代してもらう事も可能です。
これは誰にでもある事なのでお互い様ですよね。
そう考えると、施設警備員よりも交通郵送警備員さんの方がトイレの少ない外での勤務ばかりなのでさぞ大変な事でしょう。
私は勤務中、夏でも冬でも水分補給をよくするのでトイレの回数が多いです。
その為、勤務中でもトイレへ行く事が多いので、もし交通誘導警備の仕事をしていたらトイレの事を考えて水分補給をセーブしなければいけなかった事でしょう。
施設警備員が昼間や夜中にトイレへ行く時、また身体的にトイレの近い人など色々不安はありますが、どこにでもあるような職場とあまり変わらないトイレ事情だと思います。
ただし、夜中のトイレだけは怖がりな人は要注意ですが・・。