施設警備員として働く時に高給だが長時間拘束される働き方と、残業も無く拘束時間も通常だが給料は低いという時、どちらの職場で働きたいと思うでしょうか。稼ぎ方は人それぞれなので、どちらの働き方がダメという事はありませんが、個人的には低賃金でもプライベートの時間も確保できる後者を選択すると思います。
施設警備は拘束時間が長い
施設警備員として働く時、長時間拘束されて高給が貰えるのと、そこまで長時間拘束はされないが賃金は安い、という選択肢がある時、どちらの職場で働きたいと思いますか。
施設警備員は、24時間の当直勤務や業務上長時間拘束の勤務になったりする現場もあります。
1日8時間労働ではなく、日勤でも12時間以上拘束される現場もあるのです。
当然その勤務中に待機時間はありますが、12時間以上拘束されても待機時間を差し引くと実働が8時間なんて場合もあるのです。
単純に拘束時間が労働時間というわけでなく、待機時間を含めての拘束時間となるのです。
その分、時間給としての金額は上乗せされていますが、拘束時間X時間給とまではいかないとした時、それでも働きたいと思うでしょうか。
反面、拘束時間がそこまで長くなくても残業も無ければ賃金も安い現場もあります。
9時間拘束で8時間勤務という世間で云う所の「普通」な職場もあるのです。
当然、この様な勤務は賃金も低くなりこれだけで生活するのは大変かもしれません。
仕事とプライベートとお金
この様に施設警備員として働く時、働き方は色々あります。
求人を見て警備員になろうとする時、これらの点に気を付けて応募しないと自分の希望する働き方とは違った会社を選んでしまうかもしれません。
内容をしっかり確認して、自分がどの様な働き方をしたいのかと、求人内容を照らし合わせる必要があります。
拘束時間が長くなってもいいのでとにかくお金が欲しい、という人も居れば、多少賃金が安くてもプライベートの時間もしっかり確保したい、という人も居ます。
今まで出会ってきた警備員さんたちの中には、とにかく稼ぎたいという人やそこまで稼がなくても良い、という人など様々でした。
休みも最低限で勤務に入れるだけ入りたい、という人やプライベートの時間が沢山欲しい人などスタイルは異なります。
私個人としてはプライベートの時間が欲しいので、そこまでガッツリ仕事に入らなくても良い、というスタイルなのでガッツリ働きたいという人と相性は良いです。
どちらが良いかは人それぞれ
1か月の勤務日数は約30日と決まっています。
現場にいる警備員さんの人数とこの1か月の勤務日数を振り分けているのですが、各警備員さんの働き方の希望によっては勤務表が上手く作る事が出来ません。
たくさん稼ぎたい人だらけでは30日しかない勤務日の取り合いになってしまいますが、稼ぎたい人と休みが欲しい人とのバランスが取れている現場では、勤務表も上手く振り分けられるのです。
警備隊としてまとまった人数が所属している現場では人数が多い分、個人の稼ぎたい希望と休みたい希望の人がバラけているので勤務表は作りやすい方だと思います。
しかし、高齢の警備員さんが多い警備隊だと、余り稼がなくても良いという人が多くなりがちな傾向にあるので、勤務表を作るのに苦労します。
この様に警備員とはいえ全員がお金が無いのでたくさん稼ぎたい、という人とは限りません。
警備員の数だけ働き方が異なり、お金を重視する人も居ればプライベートの時間を重視する人も居ます。
そして長く拘束されるほど賃金も自然と多くなる仕組みになっている場合が多いです。
また、その拘束時間が全て賃金として計算されるわけでも無いという事を知っておく必要もあるのです。


