施設警備の当直勤務は独り者にとってこれほどプライベートを有意義に活用できる仕事は無いと思う

警備員として当直勤務というものを経験してきましたが、他の当直勤務の仕事の経験が無いので、これが最適かどうかはっきりとした事は言えませんが、独り身の人にとってこれほどプライベートを有意義に過ごせる仕事は無いと思いました。もし、家庭を持つ前の独り者の時に施設警備員になっていたら、恐らく結婚もしなければ、結婚したいとも思わなかったかもしれません。

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当直勤務は休みが多い

施設警備員に限った事ではありませんが、当直勤務という仕事はお休みの多い仕事です。

24時間の仕事は基本的に翌日は明け日となりいわゆる非番です。

2日分の仕事を1日に凝縮している状態なので、2日目は休みとなると言えば分かり易いでしょうか。

 

その為、労働法としては翌日に仕事をするのは違反になるとかならないとか。

そんな当直勤務で働いている警備業界の人は、もし1か月全てが当直勤務の警備員さんは、出勤日数は多くて15日となります。

そして、残りの15日以上は明け日のお休みとなるのです。

 

多くの社会人が1か月に20日前後の出勤をしている所、月の半分の日数で良いと言われると魅力を感じないでしょうか。

プライベートが充実する勤務体系

1か月のうちの半分の出勤だけで後はお休みと聞くと、ラクな仕事だと感じないでしょうか。

まあ、実際は1日のうち24時間も拘束されて、その間ずっと職場にいるので決して楽な仕事とは言い切れませんがね。

更に、仮眠時間もそれほどあるわけでも無いので、いくら明け日と言われても人によっては帰宅してから疲れて寝てしまう人もいるかもしれません。

 

しかし、そんな当直勤務ですが、多くの場合その日は朝から自由なので、大抵の予定は叶います。

当直勤務を終えてから、小旅行へ行く人もいるくらいですからね。

 

そして、当直勤務のもう一つの魅力は、なんといっても平日に自由な日があるという所です。

警備員の仕事の殆どは毎日仕事があります。それも週末や祝日でもです。

 

そんな勤務体系の中、当直勤務を終えた翌日は平日である場合も多いのです。

平日の朝から休みの場合だと、周りの人の多くは仕事をしています。

電車などで通勤している警備員さんの場合は、下番時に電車に乗ると周りは出勤でこれから仕事に向かう人達と対照的、という状況を毎回見る事でしょう。

 

平日に休みになるので、どこかへ出かけても土日ほど混雑する事もなく、色々な施設を有意義に利用できます。

休みの日がとても快適になるのです。

警備員に限らず、当直勤務を経験されている人はこの平日休みという良さを分かっていると思います。

独身者の警備員が多い理由の一つ

そんな中、比較的若年層の警備員に独り者が多いという理由に、この当直勤務という魅力があるのではないかとも思っています。

若年層の警備員に独り者が多い、という理由は非常に沢山あると思います。

決してたった一つの理由だけではなく、この当直勤務というのもその理由の一つだという事です。

 

当直勤務という事は、休みになる日数が多くなります。

先程も説明した通り、1か月のうち半分はお休みです。

 

普通の社会人の場合は土日休みで平日も帰宅できます。

しかし、時間的な余裕の事を考えると平日は帰宅して食事を取って寝るだけ、という人もいるでしょう。

そうなると完全な休みは土日だけとなります。

 

しかし、当直勤務では月の半分のうち朝から完全に休みです。

それが15日もある事を考えると、プライベートを優先する人にとってはこれほど魅力的な仕事は無いでしょう。

もし、私が結婚し家庭を持つ前に、施設警備員の仕事をして当直勤務の仕事というものに出会っていたら

 

結婚せずに今でもずっと独り身でいたかもしれません

 

今一緒に働いている警備員さんたちの殆どが独り身の人たちです。

彼らは月の半分近くを自分の好きな事に充てています。

 

自分の好きな事に自由にお金を使い、尚且つ生活できる稼ぎもある

 

こんな理想的な生活は無いと思います。

家庭を持つことが悪いとは言いませんが、一人で生きていくより自由になるお金はありません。

自分の好きな事にひたすらお金をつぎ込む生活か、家庭をもって家族と過ごすという幸せを得るか。

両方を得られるのが一番良い事だと思うのですが、どちらも手に入れるというのはなかなか難しい事なのかもしれませんね。

 

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