社会人として運転免許証を取得している、という事は自分の中では当たり前だと思っていました。しかし、周りの警備員さんの中には何十年も運転免許証無しで社会人としてまた警備員として働いて来た、という人も居ます。そしてそんな人でも警備員という仕事は問題なく出来、そして業務にそれほど支障も無かったりするのです。
運転免許証を取得していない警備員
警備員になって周りの同僚で運転免許証を取得していない、という人が今までの社会人経験で一番多かったです。
今まで経験してきた職場では、ほぼ9割の人が運転免許証を取得していました。
そんな環境で今まで来たので、運転免許証を取得しているのは半ば当然と思っていたのです。
しかし、警備員になって「〇〇さんは免許証持ってないらしいよ」という話を聞いて驚いたものです。
そして他にも確認してみるとチラホラいる事に気付き
「警備員って免許取得していない人多いんだ!?」
と思ったものです。
その後、都市部から異動してきた隊員さんも取得していないと聞き、もしかしたら都市部の人は公共交通機関で便利に移動できてしまうので取得していない人が多いのか、と思いました。
警備員という仕事は一見、免許が仕事に必要な印象があるかもしれませんが、中には必要な所もあるでしょうが、意外となくても仕事は出来るのです。
警備員が業務で車が必要な時
警備員として車の運転が発生する業務というのは、施設警備員だけ見ても実はそれほどなかったりします。
車で別の建物へ移動する、または車で巡回する、なんて場面は全ての施設警備の現場にあるわけではなく、大抵の場合は一つの建物内で仕事は完結します。
車を使用した巡回も過去にはありましたが、今まで経験してきた現場では1件だけでした。
となると警備員で車が必要な印象があるのはどの様な時かというと
「仕事で現場へ向う時」
これに尽きると思います。
交通誘導警備員さんの場合、車で向かわないと現場までたどり着けないだとか、施設警備員の場合は、現場の建物まで行くのに公共交通機関が無い、など出勤するのに車が必要な所も少なくありません。
これらは地方の警備の現場ではよくある事ですが、都心部の警備員さんはやはり車よりもバスや電車を利用する方が便利なのでしょうかね。
その為、地方の警備員さんほど運転免許証を取得していないと警備員として働けないという印象があるので、周りで免許証を取得していない人がいると聞いてびっくりしたのです。
まあ、幸いな事に今までの現場では、公共交通機関を利用して通勤できる現場だったので、地方の施設の現場でも免許のない警備員さんでも問題は無かったのです。
転職時に運転免許証は有利かもしれない
警備の現場は何も都心部だけでなく、地方の田舎の地域でも警備業の需要はあります。
そんな時、運転免許証を取得していないと警備員の仕事すら出来ないかもしれないので、車の免許は取得しておいた方が良いかもしれません。
また、地方では車が無いとどこにも出かけられないので、警備の仕事をしなくても免許が無いと苦労する事も多いかもしれません。
地方では、都市部ほど公共交通機関が発達していないので、田舎から異動してきた警備員さんはびっくりするかもしれませんね。
だからと言って今さら自動車学校へ通うわけにはいかないので、その時は極力車での移動手段を必要としない現場への配属を会社と相談するしかないでしょう。