警備員は現場何人もの警備員さんと日々勤務します。その中には仲のよくなる隊員さんも居れば、あまり気の合わない人もいます。そんな中、ウチの現場に一人、休憩中はいつも休憩室に籠っていてあまり他の人とコミニュケーションを取らない隊員さんがいるのです。別に嫌われているわけでも無いのですが・・
会話に入ろうとせずに部屋の隅に居る
朝の上下番の時間帯は、警備室には警備員が大勢います。
簡単にポスト人数の倍の人間がいる事になります。
今の時期、人との距離や会話に気を使う事が多いので、中々難しい事ですがそれでも会話は多くなります。
業務に関する事やプライベートの事、話す事は様々です。
みんな、コロナ対策に気を使いつつ話をしています。
しかしその中に他の人とはあまり会話に入る事もなく休憩室の奥で静かにしている人がいます。
その隊員さんは全員という訳ではありませんが、あまり人と会話をする事がありません。
周りも気を使って話を振る事も有るのですが、続く事が無くまた一人静かにしています。
そんな事が続くと他の隊員さんもそのうち話を振らなくなり、傍から見ると孤立し誰からも相手にされていない様に見えてしまいます。
ごく少数の気の知れた人とはよく話している所を見た事がありますが、それ以外の人とは押し黙った感じなのです。
それに気づいたある隊員さんが
「自分は嫌われているのかもしれない・・」
と相談して来た事がありました。
しかし、私が見てきた限りではそれ以外の隊員さんの時でも同じように黙っているので
「いや、〇〇さんだけでなく他の人の時も同じですよ」
とフォローしました。
人によっては人見知りな所もあるでしょうから、時間が経てば同じように会話も出来る様になると思います。
まあ、あとは付き合いにくい人・・というのもあります。
みんながみんな、同じように誰とでも仲良くなれる、なんて事は無いので仕方がないと云えばそうですよね。
休憩時間は外へ出かける事も
人によっては「合わない人」もいるのは仕方がありません。
聞いた話ですが、この隊員さんはどうやら、余り自分と合わない人が同じ勤務の時は休憩時間中、外へ出かける事があるようです。
私としてはそう?と思いましたが・・。
休憩時間中に同じ休憩室に居るのが苦痛なのか、出かけてしまうそうです。
休憩時間終わり近くになると戻ってきて、また自分の勤務に戻る・・という事らしいです。
私も昔、休憩時間中に外へ出かけた事がありますが、着替える時間や移動の時間を考えると、そこで消費する時間がもったいないと思い、極力出かける事をやめました。
そう考えると「そんな時間を消費してでも外へ出たい・・」という強い意志がある事になりますね。
それ程嫌っている、という事になるのでしょうか。
会話の理解力がやや劣る面
今までのこの隊員さんの仕事ぶりを見ていると、他の人とはやや違う事があります。
それは
説明した話に対しての反応が鈍い事です。
何か一つの仕事の話をした時に、普通の隊員さんならすぐ理解できそうなことが、この隊員さんだと「え?」という返事が返って来たり、理解出来ているのかいないのか分かりませんが、返事もせず固まっている時があります。
このパターンが何度かあると他の隊員さんも若干「イラッ」とする様でそんな態度が本人に伝わった結果なのかもしれません。
この様なタイプの人は今までにも関わった事がありますが、人の話に対する理解力が劣るようで何度も聞き返したりする結果トラブルになったりします。
こういった意思の疎通が余りうまくいかないから、避けたり避けられたり、お互いが関わりを持たない様にしているのかもしれませんね。
同じ職場で働く限り、誰もが嫌な思いをせずに働けたら良いのですが、なかなか難しいのかもしれません。