警備員キツイは嘘か本当か

今まで施設警備員としてキツイ現場と緩い現場両方経験しています。ネットの中では、施設警備員はキツイからやめておけ、等といった発言を見たりしますがある意味あれはウソです。数ヶ月か数年程度しか警備業界に居なかったのに、さもそれが全てかの様に話すのはいい迷惑です。

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一部しか経験していない人の戯言

人の気を引く為にただ警備員の仕事は止めておけ、等といった発言をする人がいますが、ごく短い期間しか警備業の仕事をしておらず、また色々な警備の現場を経験している訳でもないのに、さもそれが全てかのように話す人がたまに居ます。

 

どの警備員の仕事も楽な現場があればキツイ現場もある多様な職業です。

 

ネットなどで過去に警備員の経験をした人が、警備業のツラさや悪い面を紹介し、人の気を引く様な内容の記事を出している人がいますが、そういう人に限ってごく短い間しか警備の仕事をしていなかったりします。

 

どんな仕事でも10年は経験していないと、その業界の事を深く知る事は出来ないと思っています。

ましてや、色々な現場を経験しているのならまだしも1~2箇所の現場しか経験しておらず、その一つの現場も1年程度しか経験していないのなら尚更です。

 

普通の会社で経験1年なんてまだまだ平社員扱いなのではないでしょうか。

そんな平社員が、会社の全てを知ったかのような錯覚をおこし「警備の仕事はやめておけ」なんて言っても何の説得力もありません。

 

で10年以上も警備員の仕事をしているお前は分かっているのか、となるのは当然です。

キツイ現場は実際にあるし本当に辛い

私は施設警備員の仕事を10年以上経験しています。

スポットで入る様な、臨時警備の現場も含めると10か所以上は経験しています。

それでもこの程度の経験なんて、諸兄の先輩警備員と比較するとひよっ子だと思っています。

そんなひよっ子な警備員が経験してきて思うに

 

「警備員の仕事はキツイ現場は実際にあります」

 

これだけキツイ仕事をして、給料がたったこれだけ!?

という様な仕事はたくさんあります。

しかし、こういったキツイ現場と同じくらい楽な現場があるのも事実です。

 

ネットの中でキツイ現場の話が沢山出てくるのは、本当にキツイ現場であったであろう事は現役の警備員として理解は出来ます。

しかし、その反対の楽な現場というのは余りネットには出てきません

それは当たり前と云えば当り前です。

 

「自分が厚遇されていれば文句は言わない」

 

からです。もし自分が嫌な事があった場合「こんな目に会った」と人に話しますが、良い思いをしている時は「自分は良い扱いをされている」なんて言いふらしません。

警備業界ではキツイ現場も楽な現場もありますが、ネットに出てくるのはイヤな思いをした元警備員の「キツイ現場」の話だけになり、好待遇な現場の話は出てこないのです。

 

私は警備の仕事をするうえで、キツイ現場も楽な現場も同じくらい情報を発信して、それを参考にして各人がそれぞれ自分に見合った現場で仕事をして欲しいのです。

キツイ現場でも得る物は在りますし、楽な現場だからと言って人によっては必ずしも良いとは言えないからです。

自分にマッチした現場で働く

警備の仕事は本当にたくさんあります。

楽な現場もあればキツイ現場もあるのです。

一言でキツイと云っても、社会一般のいう所のキツイなんてものでなく、ブラックで人として扱われない様な酷い待遇のキツイ所もあるでしょう。

 

まあ、これが警備員の仕事がキツイ、と言われる所以でもあるかもしれませんが。

 

そんな色々な現場がある中で、自分に合った現場はきっとあります。

真面目な人や不真面目な人、体力のある人やひ弱な人、人それぞれ違いがあり人それぞれ向き不向きがあります。

警備の仕事は、そういった人全てにマッチする現場があると思います。

 

中には自分とマッチしない現場へ配属させられて、イヤな思いをしそれをネットに書き込む人も居るかもしれません。

しかし、それはその人がマッチしない現場へ行っただけで、その警備の仕事が悪いわけではありません。

その人にマッチしていない現場へ配属させた警備会社が悪いのであり、またそういった警備会社へ調べもせずに入った自分が悪いのです。

 

自分の人生を左右する事を決める時に、安易な判断で会社を選んではいけません。

これは私が警備業界では無いですが、似たような苦い思いをした経験から学んだ事です。

 

せっかく選んだ警備の仕事です。

本当にその仕事が自分に合っているのか、よく調べてから望んで欲しいです。

 

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