外周巡回の曲がり角の先は本当に危ないのか

巡回時に曲がり角を歩くとき、どのようにするか学んだ事がありますか。警備員の研修時に聞いた事があると思いますが、これは実際に現場で役に立つ事が多いです。余程角の先に待ち構えている暴漢者はいませんが、先が見えないのに勢い良く曲がるのは危険です。

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曲がり角の先を予測する

先日、細密巡回をしている時外周を歩いている際に、建物の曲がり角で角の先を気にせずに曲がる自分に気がつきました。

警備員として研修を受ける時に

 

巡回時、曲がり角を曲がる時は少し大回りをして曲がり、その先に不審者がいるかもしれないという事に注意して曲がる事・・

 

と学びました。

まあ、今でもそれは頭に入っているのですが実際に現場で出来ていない事があります。

角を曲がる瞬間に「あ!」と思い出しました。

その曲がり角は、その時間帯以外でも人が往来するような場所でなく夜はさらに人の気配はありません。

 

人の気配がない様な場所だから、もちろんその先に人いないだろう・・と決めつけて進むのです。

ある意味悪い解釈で曲がり角の先を予測しています。

他の警備員さんも確認はしていませんが、似たような行動をしている事と思います。

 

余りにも開けた場所での建物の曲がり角。

そんなだだっ広い曲がり角で、その先に待ち構えている事はあり得ない、と思い込んでいるのです。

歩き慣れた道だとなお油断する

1年未満とはいえ、毎回何度も巡回するようになると「慣れ」という気持ちが生まれます。

これはどこの現場の細密巡回でも同じような事が言えます。

 

現場の状況を把握してくると、どこの場所が危険でどこの場所が安全だ、という事も分かってきます。

毎回歩いていて、その曲がり角の先が安全だと分かってくると危険を顧みずに豪快な曲がり方をしてしまうのです。

 

今の現場では外周巡回時に曲がり角が何か所もありますが、角の先に注意をせずに曲がるのは1か所だけです。

慣れで「大丈夫」と決めつけて曲がってしまっています。

そのうち万が一という事で、人や物にぶつかってしまう事があるかもしれないので今後は習った通りの確認をする必要があるでしょう。

指導する立場としても反省しなければなりませんね。

 

今回、ふとこの事に気がつかずにそのまま曲がり続けていたらいつか本当に何かに衝突するかもしれませんからね。

警備員が単独でケガをするのは恥ずかしい

警備員が曲がり角で人とぶつかったり、その先に置いてあった物に躓いてケガでもしたら笑えません。

 

そもそも警備員は巡回時に、そういった怪しい物がないか見て回るのも仕事の一つです。

にもかかわらず、その警備員がものに躓いてケガでもしたら、曲がり角の先で不審者に襲われでもしたら・・

 

警備員失格ですね

 

けが人が出ない様に、不審者がいないか、という事を目的にして巡回をしているのに自分が被害に遭っていては何のための警備員か。

 

そんな恥ずかしい目に合わないようにする為にも、横着はせずに教えられた通りのやり方で巡回するようにしましょう。

 

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