私は現場まで車で勤務しています。警備員の多くの方が現場まで車で向かうという人も多い事でしょう。都心部では公共交通機関が発達しているので、電車の方が多いのかもしれません。車で勤務地まで行く時、電車には無い色々な問題があるのをご紹介します。
霜が降りる様になって危険
最近は、だいぶ12月らしくなってきて朝晩は寒くなっています。
日の出の時間も遅くなってきており、出勤する為に車に乗り込むとフロントガラスに霜が降りている事が多くなってきました。
早朝に車を出す事が多い方は分かると思いますが、フロントガラスが凍っていると、出発時間が少し遅れます。
ワイパーやウォッシャー液では霜が取れない事も多く、専用の解凍スプレーや水やお湯をかけて霜を取らなければなりません。
朝の時間は1分でも貴重にもかかわらず、この時間ロスは大きいですよね。
その為に翌朝に霜が降りそうな事があらかじめ分かっている時は、解凍作業をする時間を考慮して、起床時間を少しだけ早めにしていつもと同じ時間に出発できるようにします。
これって南国の地域の方は余り理解できない話なんでしょうかね。
車内が温かくなる頃に到着する
最近は早朝の気温も例年通りになり結構寒いです。
その為に寒い車に乗り暖房を掛けて車内を暖かくします。
しかし、そこで問題が一つ
現場に着くまでに車内が温まらないのです。
まあ、そこまで温まらないわけではありませんが、現場に到着するまでに車内の温度が十分温まらない、といった感じですかね。
走行中は暖かい風も出ているので、そこまで寒くは無いのですが、車内全体がしっかり温まる前に到着してしまいます。
1時間くらい走行すれば車内もしっかり暖かくなると思いますが、今はせいぜい30分程度なので、いい感じになる頃に到着してしまう感じです。
これは冬の今の時期に限った事ではなく、夏の暑い時期でも同じ様な事が言えます。
どちらにせよ、暖かくしたいのに涼しくしたいのに、どちらも快適な温度になる前に車から降りなければならないのは悲しいですね。
当務明けは居眠りに注意せよ
そして今一番問題になっているのが、当直勤務明けの帰りの運転です。
今の現場は当直勤務なので、帰るのは翌日の朝になります。
どこの施設警備でもそうですが、仮眠時間はそこまで長くはありません。
体の疲れがしっかり取れていない状態で仕事を終えて下番するのです。
これが電車であれば、少しは寝る事も出来るかもしれませんが、車ではそうは行きません。
他の車通勤の警備員さんとも話した事がありますが、帰りにどうしても睡魔に勝てそうにない時は、近くのコンビニの駐車場に止めて軽く寝ていくのだそうです。
もちろんその後、お礼も兼ねてそこのコンビニでコーヒーなどの買い物もするそうです。
私は今までコンビニに寄って仮眠はした事はありませんが、前日の仮眠時間が多少足りない様な時は帰りの道中「あぁ眠たい・・」と思う様な事があります。
警備員の仕事をするようになってからは、短い仮眠時間でも体は慣れてはきているので、危険な居眠り運転になる様な状態にまでは至っていません。
しかし、軽くボーっとしているのは間違いないので100%大丈夫とも言い切れませんがね・・。
年もとるにつれて、そのうちコンビニに立ち寄らなければいけなくなる日も来るかもしれません。
今現在、車で通勤している警備員さんの中で、当直勤務の帰りで睡眠不足のせいで運転が危なそうなときは無理をせずに近くの駐車場に車を止めて一休みするようにしましょう。