施設警備の仕事か交通誘導警備の仕事かどちらがやりたいかという2択は決着がつく事は無い

警備員の仕事は分類という形で大きく4つに分かれています。その中でも施設警備業務と交通誘導警備業務の2つが有名で、警備員というとこの2つのどちらかの仕事に就くのが一般的です。この2つの仕事は環境や業務が異なり、警備員の仕事をするとなった時にどちらが良いのか、という論争が度々発生しているのです。

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施設警備と交通誘導警備の仕事

警備業は4つの仕事の分類があり、その中でも施設警備と交通誘導警備は、警備員を代表する業務となっています。

実際、警備員というとこの2つの仕事が大多数を占めており、求人を見てもこれらの募集が殆どです。

 

これらの仕事は名前が違う通り、実施する業務も異なり時に仕事の内容が違うという事を調べずに入社する人も稀にいます。

この場合、入社した後になって1週間で退職する事になってしまいます。

 

これらの仕事の大きな違いとしてまずは

外の勤務と屋内の勤務、建物や設備の管理と人の対応の施設警備か車利用や歩行者の対応の交通誘導警備という違いがあります。

 

まず屋内か屋外ですが、必ずしも屋内または屋外という事は無いので場合によっては、交通誘導警備なのに屋内での仕事だったり、施設警備なのに屋外の仕事なんて事もあります。

いずれにしても、この両者は仕事内容が大きく違うので、警備の仕事を始めようと思った時、どんな違いがあるのか事前に調べておかないと後で後悔する事になります。

自分に合った働き方を選ぶ

自分が外の働く仕事がしたいのか、屋内で仕事がしたいのか、という事は自分にしか分かりません。

季節を感じられる様な職場で働きたい人も居るでしょうから、それは自分で決めるしかありません。

 

コミュニケーションを取りながら仕事がしたい人や、余り人と会話したくない人など様々でしょうから、その時に自分の思いと逆の仕事を選ぶと苦労するのは自分自身です。

施設警備の現場でも、人と会話をするのが明らかに苦手だろうなという人が施設警備の仕事をしている人も居ます。

 

そんな人を見ていると、クレームになりかけたり同僚から叱責を受けたりと苦労している様子を何度も見かけます。

外では働きたくない、でも人と話すのも苦手・・・

 

そういった人は、どちらの仕事に就くのも難しいのかもしれませんが、警備員の仕事しかないという切羽詰まった状態でやむなく施設警備の仕事を選んだのかもしれませんね。

交通誘導警備の警備員さんたちがどの様な状態か分かりませんが、施設警備界隈では施設警備向きで無い様な人もチラホラ見かける事があります。

どちらが良いのかという論争

施設警備か交通誘導警備課、という論争はネットの中でもよく見かけます

どちらの仕事が良いのか、という話はもう何十年も論争されている事だと思いますが、実際警備員として働いてきても、恐らく結論は出ないと思います。

 

なぜかというと、それは完全に個人の意見だからです。

施設警備も交通誘導警備も働く上で良い所もあれば悪い所もあります

 

個人的な偏見ですが、交通誘導警備は季節に敏感な仕事で、夏は暑くて冬は寒い、という悪いイメージを持っています。

しかしそれは、別の人から見ると季節を肌で感じられて良い仕事、とも受け取れるからです。

 

逆に、施設警備は毎日お客様から声を掛けられて、対応一つ間違えると直ぐにクレームになるという人も居れば、お客様の悩みを自分が解決する瞬間がうれしい、と思う人も居ます。

この様に、どちらの仕事が良いのかというのはその人によって考え方が違うので、どちらかが良いとは決められないと思います。

 

これをネット内で無理やり良し悪しで決めようと論争しているので、意見は対立しどちらかが良いのかという結論には至りません。

実際、掲示板などでこの論争を見ていても解決した試しはありませんし、見ていて不毛に感じます。

 

みんな自分の意見を言っているだけなので解決するわけありません。

 

むしろ警備員の仕事をする時に、大きく異なった業務をしているので自分に合った仕事を選べて良いと思っています。

暑かったり寒かったり人と会話をするのが嫌などと、確かに全てを満たした自分の思い通りの仕事は選べないかもしれません。

 

しかし、自分の数ある希望の中から多少妥協する事でどちらの仕事が自分に向いているのか、という事は分かると思います。

警備会社は沢山あります。募集している現場もそれこそ選ぶほどあるので、自分に合った仕事を探して欲しいと思います。

 

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