警備員は直接現場へ出勤する人も多いですが、終業時間のどのくらい前に到着すれば良いのでしょうか。今まで終業時間10分前に出勤して来ていた人も居れば、1時間も前に出勤してきている人も居ました。早く出勤してきても特に何も良い事は無いのですが、まあどちらにしても上番時間に間に合わず遅刻する様な人よりは断然健全なのです。
上番時間は何分前が理想か
警備員は就業開始の何分か前に現場に到着している場合が多いです。
会社や現場によっては、上番前に引継ぎを行い交代する所もあります。
9時から交代だから2分前くらいにでも交代すれば大丈夫でしょう~
なんて悠長な事を言っていたら先輩警備員や隊長に叱られるかもしれません。
特に就業開始前に引継ぎをする様な現場では、5分前には交代しなければならないなんて所もあるのです。
そんな交代の為の出勤時間ですが、今までの現場では10分前くらいに出勤してくる人も居れば、1時間も前に出勤してくる人など様々でした。
通勤の手段は人それぞれなのですが、通勤手段によっては早めに出勤しておかないと渋滞に巻き込まれて遅刻するハメになってしまうので早めに来る、としている人や、電車やバスの時刻表がこの時間しかない、という理由で早めに来る事になる人も居ます。
1時間前に出勤しても迷惑
現場に早めに出勤して来たからと、早めに交代する事はありません。
定時まではその人の勤務の時間なので、早く来たのであればそれまで待っているしかありません。
この場合、交代の時間になるまでどこかで時間を潰すしかありませんが、休憩室などがあればそこで時間を潰す事は可能です。
しかし、警備員用の休憩室が無い場合は、時間を潰す事が出来ず目立たない場所で待つしかありません。
10分くらいなら着替えるなどして待つ事も出来ますが、1時間も早く来た場合は居場所も無いのでいるだけで邪魔になる事も・・・。
また、早めに来過ぎた事でまだ勤務中の隊員さんたちの仕事の邪魔になるかもしれません。
早めに来る事で逆に迷惑になってしまう事も有るのです。
遅刻する位なら早めに出勤
とはいっても、逆に遅れて来る事の方がもっと迷惑になります。
9時までの勤務なのに、ギリギリに交代しては引継ぎをする事で下番時間が遅れてしまう事になります。
引継ぎの時間を考慮したタイミングで交代するのがベストだと考えると、大体10分くらい前に交代するのが理想かもしれません。
まあ、とは言っても現場の忙しさによって引継ぎの時間は違うので、10分が正しいわけでも無いですがね。
そしてギリギリで交代するよりもタチが悪いのは「遅刻」です。
9時に交代するハズなのに、5分10分遅れる者は、もはや話になりません。
遅刻の場合は相勤者が下番する時間も大幅に遅れ、残業を強いる事になります。
業務内容によっては、警備室におらず業務で移動してしまっているかもしれません。
たった数分の遅れでも、直ぐには交代できない場合もあるのです。
そう考えると、1分でも遅刻するくらいなら、邪魔だと思われても1時間前でも早めに出勤してきてくれる人の方が有難いと思うのです。
すでに現場に来ているなら遅刻する事はありませんからね。
出勤時間は、引継ぎなどの事を考えると15分前くらいに現場へ到着し、身支度などを終えて10分前に交代するつもりでいれば円滑な引継ぎが出来ると思います。