細密巡回をしていて少しづつですが、火気点検の項目に違反が目立つようになって来ました。気温も日を追う毎に下がってきて、色々な暖房器具を使うようになって来ました。今の時期は使い始めなので、冬真っ盛りよりもこういう時期が消し忘れをしやすいのです。
エアコンや足元のヒーター
先日、仕事の引継ぎの時に細密巡回をした隊員から
「昨晩巡回した時に、〇〇の部屋は違反項目だらけで困りましたよ」
と報告を受けました。
どうやら、エアコンやヒーターポットなど残留者は居ないのに、まるで人がいるかの様に何もかも付けっぱなしな状態であったそうです。
明らかに人がいる時間帯ではないので、間違いなくそのままにして帰ってしまったのでしょう。
そんなやりっ放しにして帰ってしまった状態の中に、暖房器具なども含まれており、このような暖房器具類はとても危険な事なのです。
暖房器具などは夏場に比べて使用する器具から熱を発するものが多いです。
中には直接炎を出すものもあり、火災事故につながる危険性は大です。
幸いな事に、この現場には直接火が出る様な暖房器具類はどの部屋も置いていませんが、直接的に火を出さない器具類でも状況によっては火災は発生します。
今回やりっぱなしであった部屋に置いてある暖房機器類は、エアコンや床置きのヒーターなどでしたが、こういった物は今の時期に消し忘れが多い項目になっています。
季節の変わり目に良く目立つ
今の時期に限らず、季節の変わり目になると今まで使用していなかった電気製品類の消し忘れが目立ちます。
夏前ですと扇風機やエアコン、冬前になるとヒーターや電気ストーブなどです。
今の時期は秋から冬に変わる時、また暖かい日から寒い日が多くなるとこういった消し忘れが目立ちます。
何年も同じ現場で勤務している警備員さんですと、こういった項目は巡回していて良く分かるのではないでしょうか。
そして中には、消し忘れの電化製品の部屋なども毎回決まっている・・という事も把握しており
「また〇〇の部屋だよ・・」
といった具合に、巡回項目の違反の常習部屋もあるのではないでしょうか。
やらかすのは毎年同じ部屋
ここの現場には夏や冬など、細密巡回をしていて違反項目が必ずあがる特定の部屋があります。
クライアントに毎回報告しても、改善されているのかいないのか良く分からず、ちゃんと出来ている日があればそうで無い日もあったりと・・。
まあ、元々ここの現場のほとんどがこういった感じで報告してもいまいち手ごたえがありません。
こういった感じが全ての業務に当てはまるので、自然と警備員の業務も似たようになってしまいます。
火気点検などの後始末が不十分な部屋は、そこに勤務している担当の方の影響力が大きいので、異動などで担当が責任者が代われば後始末もしっかりするの思うのですが・・。