制帽の中が蒸れて毛が抜けるのは本当か

警備員は制帽をかぶって仕事をしています。そのほか警察官や鉄道関係者、自衛官など勤務中に制帽をかぶる仕事はたくさんあり、また着帽は規則となっています。その制帽をかぶり続けると頭の毛が抜ける、という話を聞いた事があります。果たしてそれは本当なのでしょうか。

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勤務中は脱帽禁止

警備員は制服を着て仕事をする時、制帽がある場合は着帽での勤務が通常となります。

 

これは警備業法で定められたもので、公安委員会に提出した制服での姿で仕事をしなければなりません。

制帽が項目に入っているのにもかかわらず、着帽せずに仕事をしているのを見つかれば、警備会社に指導が入ってしまう事でしょう。

 

幸い、過去に制服の件で私の現場の隊員が違反を犯し、警備会社に指導が入った事が無いので、違反した時にどうなるのか・・という事までは分かりません。

まあ、もし今後そういった事を経験するような事があれば、ここでご紹介したいと思います・・

出来ればそうはなりたくはありませんがね。

 

そしてその制帽ですが、届けが出されている以上、待機時間を除いた勤務中は脱帽禁止です。

警備員は基本的に制服は派手な場合が多いです。

傍から見てすぐに警備員だと分かりますが、その警備員が今現在仕事中なのかそうでないのか、というのを見分けるのは難しいです。

休憩中のバッジやネームプレートなどを身に着けていればまだ分かりますが、そういったもののない現場では、恐らく制帽をかぶっているかそうでないかで見分ける事が多いです。

 

以前の現場では、施設内を歩くとき

 

・勤務中は必ず着帽

・休憩中は脱帽か制服が見えない様に私服着用

 

が基本でした。

この様に、警備業法として着帽が定められているのと、仕事中と休憩中を見分ける為に制帽を使って判断している所もあるのです。

24時間勤務にはキツイものがある

施設警備員は24時間勤務、いわゆる当直勤務があります。

24時間休まず仕事をしている訳ではなく、24時間の内の16時間くらい仕事をして、それ以外の時間は待機時間か仮眠時間となります。

 

しかし、いくら24時間制帽をかぶらなくても良いと言っても、16時間は被り続ける事になるのです。

頭に帽子を10時間以上かぶり続けるのは結構ツラいものです。

特に今の様な真夏の時は最悪ですね。

 

制帽の中が汗で蒸れて、髪の毛がベッタリとします。

昼間の時間帯ですでにそうなっているので、夜中の頃には匂いを発している時もあったりして・・。

 

そんな状態でシャワーのない現場の時はもうどうしようもありません。

洗面台で頭を洗って辛うじてベタつきを直す程度ですね。

 

こんなに髪の毛を酷使して抜けたりはしないのでしょうか。

子供の頃、帽子をかぶり続けると髪の毛が抜けて「ハゲ」になると聞いたものです。

10年被り続けたが結果は

帽子をかぶり続けると髪の毛が抜ける・・。

そんな話を聞いた事があります。

本当の様なうその話ですが、実際当直勤務を終えてシャワーを浴びると頭髪がいつも以上に抜けている様な気がします。

 

私は頭にまだ髪の毛がありますが、10年も帽子をかぶるような仕事を続けていると、そのうち全部抜け落ちて坊主頭になるのではと心配する時があります。

 

暑い日も寒い日も同じ制帽をかぶり続けました。

今では暑い日に汗が滴って来ない様に帽子の中にタオルを入れる様にしています。

制帽内の汗はこのタオルが吸い取ってくれるので、完全ではありませんが蒸れるのを多少抑える事が出来ます。

会社によっては制帽内には何も入れない事、とうたっている警備会社もあるので、使用の際はご注意を。

 

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