年も開けて初詣に行こうと近くの有名な神社へ行きました。そこの神社は毎年初詣に行く場所ではないので、余り勝手を知りません。車も渋滞が出来るほど混雑しており、駐車場までまあまあ時間もかかりました。いざ車求めて歩いている最中、信号の無いT字の交差点で警備員が二人。身なりからしてちょっと不安を感じましたが、予想が的中とんでもない誘導をされました。
見た目の印象が悪い交通警備員
今年も元旦は仕事をして翌日と3日はお休みをいただきました。
実家でゆっくりして今日は初詣に行ったのですが、人でいっぱいの神社は車を止めるまでも一苦労でした。
苦労した末に歩きで神社までの道中、とあるT字路に差し掛かった時に2人の警備員を見つけました。
2人とも見た目は60歳は優に過ぎており、制服の着こなしも若干だらしのない感じ・・
いわゆるここでいうポンコツ警備員です。
T字路といってもそれほど広くない道ですが、初詣の為あらゆる方向から車が列をなしており、歩行者も切れ目なく歩いています。
目の前にも駐車場から車が出ようとしており、警備員が配置されているのもうなずけます。
そんな臨時渋滞を起こすような現場ですので、そこで誘導をしている警備員もそこの現場は不慣れなのでしょう。
しかし不慣れなだけの理由でポンコツ警備員だとは判断しません。
ポンコツだと思ったその切っ掛けは、誘導の仕事中にペットボトルのお茶を片手に飲みながら誘導をしていたのです。
制服がうまく着こなせていない、誘導が下手くそ、そして業務中に飲み物を摂取しながら誘導・・
これでポンコツ警備員認定いたしました。
現場が不慣で誘導がうまく出来ない、というか私の知っている交通警備員の仕事ぶりではなかったのが一番ダメだな・・と感じました。
人が優先か車が優先か
私の知っている交通警備員とは
人も車も往来が激しい時、普通は歩行者が優先のはずですが歩行者が途切れない場合はやむを得ず人の流れを止めなければならない時があると思います。
そんな時は横断者の人に向かって一言お願いして待ってもらい、車を通す。
そして全体の流れを見たうえで車を再び止めて、待っていた歩行者にお礼を伝えて横断してもらう・・。
これがごく普通の交通警備員のあるべき姿だと思います。
まあ、私は施設警備員なので実際の交通誘導の正しいやり方までは分かりませんが、これなら一般の歩行者でこの場面に遭遇しても警備員さんからのお礼の誠意も伝わるので悪い気はしません。
しかし今日のこの交通誘導の警備員の2人は違いました。
誘導棒の降り方も、誰に対して進めなのか止まれなのかもはっきりわからないような振り方で、その為3方向の車も若干オーバーライン気味になっています。
挙句歩いていた私たちをいきなり止め、いやこの警備員二人の誘導がちぐはぐすぎて車たちが困惑している様子だったので歩行者の私たちが人の列をいったん止めて車が行きやすいようにしたのが正解でしょうか。
観察すると、一人の警備員は目の前の車にGOサインを出していますが、相方の警備員も駐車場から出る車をGOさせているのです。
そして中央辺りで車同士がお見合い状態になりかけています。
その警備員同士の距離は10メートルも無い近距離です。
もうね、連携もくそもありませんよね。
そんな状況を無視して道を横断するのも車が可哀そうかな、と横断を止めて車を行かせました。
勿論その後の警備員からの「どうぞお進みください」も貰えず自発的に横断しました。
歩行者が優先だから、車を通すために一時的に横断を待っていた歩行者に対してお礼を述べるのは警備員としてやった方が嫌な印象を与えないで済むと思うのですがどうなのでしょうか。
そんな仕事なら警備員無しの方が安全です
世の中には今日見た様な、警備員として損をしている様な仕事をしている人が多いです。
ただでさえ社会的地位の低い職業なのに、人を不快にさせるような言動や行動は自分が身に置いている職業全体のイメージを悪くしてしまいます。
警備会社側も今日の様な警備員が現場でやらかすとクレームが入り企業の印象が悪くなりかねませんよね。
それならば多少高価になったとしても、高い給料を払って技術や資格を持った警備員を置いた方が結果的に得すると思います。
今日いたあの2人の警備員がいる位なら、いっそのこと警備員を外して良心的なドライバー同士が譲り合って通行した方が何倍も安全だと思います。
歩行者も私のように周りを見て、優先者だとしても車両を譲れるような人もいるはずです。
警備員を置かないと結果事故が起こる可能性があるので配置は必要でしょうが、もう少し誘導がうまく出来る様、まともな人を配置するか教育をしっかりやって欲しい、と感じました。