警備員になってから、職場の仲間と休日にどこかけ遊びに出かける、という事をしなくなりました。年齢のせいもあるかもしれませんが、もしかしたらそれだけが原因ではないかもしれません。世の中には多くの警備員の人がいると思いますが、職場内に一緒に遊びに出かける仲の良い仲間がいる人もいると思います。私は群れるのが好きではないので、誰とも出かけないのかもしれません。
休日に同僚と遊びに出かけるのか
警備員になる前の職場では、休日に同僚と飲みに行ったり、どこかへ遊びに行ったりしていました。
まだ、当時は若かったからというのもあるのかもしれませんが、今警備員の仕事をしている人の中でも、休日の日に仲の良い同僚と飲みに出かけたり、遊びに行ったりしている人もいると思います。
私は元々、人と群れるのが好きではないので、一人でいる事に何の不安もありません。
だからと言って仲の良い同僚と全く遊びに行かないかと言えば、そうでもありません。
歳を重ねても、仲の良い人同士で遊びに出かける様な人も身近なトコにいました。
もちろん、警備員の仕事をしている人同士で遊びに行っている人もいました。
要するに、その人がもともと仲間と一緒に遊びに行く事が好きならば、いくつになっても、どんな仕事でも遊びに行くのだと思います。
しかし、今の警備員という仕事をしていると、世の中にある仕事と比べると、余り「同僚と一緒に遊びに行く」という事が難しい職業なのではないかとも思うのです。
年齢が親子ほど離れている
まず、警備員という仕事をしていると良く分かりますが、現場で一緒に働いている同僚は大勢いるのですが、みんな自分とは年齢が大きく異なっています。
下は20歳近く離れているかと思えば、上も同じ様に20歳以上離れている同僚ばかりです。
同い年の同僚、というのが珍しいくらいで、一番初めに気が合うのは年齢が近い同僚になると思います。
しかし、その同僚も「年齢が近い」というだけで必ずしも自分の性格にマッチングした人物とは限りません。
以前も、年齢がみなバラバラな現場の中に、唯一世代がほぼ同じ同僚がいました。
世代が同じなので、子供の頃の話や世代の持つ感覚もほぼ同じだったのですが、性格が自分とは合いませんでした。
もし、大勢の同世代の人間が周りにいたら、絶対に友達にはなっていないだろうというタイプです。
そんな唯一、年齢が近い人物がそのような人しかいなかったので、同僚と仲が良くなるのは、歳の離れた相手になります。
上か下かはまた別の話になりますが、歳の差の離れた友人となっても、休日にどこかへ遊びに行く、というところまでは中々行きません。
せいぜい、社内の仲の良い年の離れた同僚、です。
やはり歳が離れすぎていると、世代の共通の話題というものがあまりなく、趣味が一致するという切っ掛けでも無いと難しいように思います。
休みの日が合わせられない
そして、これが一番の理由にもなり得る事ですが、警備員は休日が同じではないという事です。
多くの現場では、警備員同士は交代で休日を貰っています。
普通の会社員であれば、休日は土日などみな同じ日です。
しかし、警備員のような仕事はサービス業とも違い、企業が休みの日に警備員も全員同じ日に休む、という仕組みにはなっていません。
Aさんが月曜日に休みでBさんが火曜日に休み、そしてCさんは水曜日に休み。といった具合にみなバラバラです。
これでは、休みの日に一緒に出掛ける、なんて事は出来ません。
もし、同じ日に休みの日の希望を出して仕事を休もうとしたら、勤務表が崩れて他の隊員さんが連続勤務になってしまう事も普通にあります。
実は以前の現場で、高齢警備員が一緒に遊びに行くからと、数名が同じ日に休むという事になり、他の隊員さんの勤務が大変な事になりました。
当時はやりたい放題のポンコツ高齢警備員だったので、周りの隊員さんたちは非常に苦労したと思います。
この様に警備員は休みの日さえバラバラで、仲の良い人同士でも周りに迷惑を掛けずに遊びに行く事が難しいのです。
別に、他の警備員の都合なんて構うものか、という人は自分たちの好き勝手に休んだりしますが、同じ日に何人も休む事で誰かが嫌な思いをする、と気に掛けてくれる警備員さんは無茶な休み希望を出さない様に気を使ってくれたりします。
休みは、他の人の事を気に掛けずに「自分の好きな日に休みたい」という気持ちは良く分かるのですがね。