巡回へ行かずおしゃべりしていて隊長に怒られた

商業施設で勤務していた当時、他の警備員さんなどが引き継ぎや業務に関した話をしていて、巡回へ出発するのが遅れた事がありました。その時、それを見ていた当時の隊長が「早く巡回へ行け」と隊員を叱った事が度々ありました。

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警備員が集まるとおしゃべりが始まる

施設警備員は勤務の交代時に引継ぎをします。

主に今まで担当していた業務を交代する為に、業務内容を次の人が仕事を継ぐ事が出来るようにする為です。

 

通常は数分もかからずに引継ぎも終わり、それぞれが次の業務へと入るわけですが、警備員が引継ぎをすると大抵話がそれたり長引いたりしてしまいます。

 

別に仕事の話をしているので問題は無いのですが、極まれに仕事の話からそれてしまう事もあったりするのです。

どこの現場でも同じ様な体験があり、警備員が集まるとおしゃべりが始まる傾向にあるようです。

 

 

施設警備員は基本一人で行動する業務ばかりです。

巡回に出入管理など、研修期間でもない限り基本一人です。

 

一人で立哨し、一人で見回り、その時に何かあれば無線で協力を要請するのです。

 

 

「そう、施設警備員は意外の寂しいのかもしれませんね」

 

 

その為に、引継ぎの時など隊員同士が集まるとお話がしたいのかもしれません。

巡回へ行かずに隊長に叱られる

そんな状況をよく知っているのか、当時の隊長は隊員同士が集まっておしゃべりをしているのを見つけると、よく叱っていました。

 

主に、出入管理の場所が警備員が一番よく集まる場所でした。

 

出入管理の受付場は、どこの勤務先でもだいたい警備室や防災センターの前にあります。

現場によっては警備室の中の窓際にあったりします。

 

そして警備室防災センターの中には、隊長が常にいるのです。

 

隊長は警備室や防災センター内で、防犯カメラを見ていたり監視盤の管理をする為に、その場から動く事は有りません。

 

そんな警備室内に居る中から、出入管理の場所で警備員が数名集まっておしゃべりをしているのを見かけたら叱るのは当然と言えばそうですよね。

 

 

「警備員が仕事もせずにおしゃべりしている」

 

 

仮に仕事の話をしていたとしても、警備室の中からはそうは見えません。

巡回へも行かずにお話をしていたら私でも叱ると思います。

 

 

「そんなとこで集まっていないで巡回へ行け」

 

 

隊長が隊員たちに叱り付けます。

まあ、叱ると言っても本気で叱るのではなく、比較的軽めな感じですがね。

 

それでも隊員さん達にとっては「うわ、叱られた」という思いがあるので直ぐに解散となるのです。

一応仕事の話をしていたとしても、次の巡回の時間はとうに過ぎているので反論出来るはずもありません。

巡回時間を守るのは当然のこと

警備員が引継ぎをする時間は数分有るか無いかしかなく、その短い時間の間に交代する予定の隊員さんに伝えなければなりません。

 

施設警備員としてこの引継ぎが意外と曲者なのです。

 

引継ぎは、今までの業務を次の隊員さんに任せる為のモノですが、引継ぎ内容が多かったり複雑な時は、どうしても時間がかかってしまう事があります。

 

人にものを伝えるのが上手な人はスムーズに引継ぎは出来ますが、警備員の中にはそれが苦手な人もおり、相手に内容を伝えるのに時間を要する人も居るのです。

 

それだけで引き継ぎ時間を超過してしまい、結果奥にいる隊長に怒鳴られてしまいます。

その人は一生懸命伝えようとしているのに、奥から隊長にせかされているのを見た事がありますが、ちょっと可哀そうだと思った事もありました。

それも含めて、警備員は業務的にも短時間に人にものを分かりやすく伝える必要があるので、苦手な人は克服する必要があると言えるでしょう。

 

 

そして、巡回時間が遅れているという事は、館内には警備員が巡回していない訳ですから問題ですよね。

だから隊長が「早く行け」というのも当たり前の話なのです。

 

しかも、出入管理の場所で警備員がお話しているのは、周りの従業員の人たちも見かけるので、見た目的にもよろしくありません

これらの事を考えると、やはり隊長が叱るのは正しいと言えるのではないでしょうか。

 

警備員は時間で業務が常に変化しています。

次の業務に送れず時間通りに移行するには、警備員1人1人が「時間を守る」という自覚が必要なのです。

 

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