勤務交代時の引継ぎを忘れると交代した同僚に迷惑がかかり警備会社の失態という大問題にもなる

施設警備員の業務で同僚と勤務の交代をする時、引継ぎを忘れる人がいます。しかも、引継ぎを忘れるという人は大体毎回同じ人です。引継ぎを忘れると次の警備員さんがやるべき本来の業務を指示通りに動く事が出来ず、クライアントやお客様に迷惑を掛ける事になるのです。たびたび引継ぎを忘れる警備員は、この重要さを分かっていないので「つい忘れてしまう」という問題を引き起こすのです。

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引継ぎを忘れる事による問題

施設警備員は、勤務の交代時に引継ぎをします。

これは業務中に新しく指示を受けた仕事を、交代した後も続ける必要があり、同僚と交代した後も、その同僚に発生した指示を説明する必要がある時に伝えるものです。

 

業務の交代時に特に引き継ぐ事が無ければそのまま「異常なし」で交代すればよいのです。

しかし、警備員の中には引継ぎをしなければならない報告があるにもかかわらず、異常なしで交代し、後になって引継ぎなんて聞いていない、と問題になってしまうなんて事があったりします。

 

本当なら交代時に、指示を受けた事を交代する同僚の警備員に伝えなければならないのに、引継ぎをしなければいけない事を忘れてしまったのか、もしくは引継ぎをする必要が無いと勝手に判断したのか、いずれにせよ何も言わずに交代していた様です。

本人にはそれほど影響がない

引継ぎをしないと誰が困るかというと、一番は交代した警備員さんです。

次に引継ぎをしなかった事で、警備員が正しい業務が行えず、警備会社の失敗として会社や警備隊の責任者となります。

 

一応、引継ぎをしなかった事で後で叱られるので、本人にも影響はありますが、指示の内容は本人は知っているので、指示通りの行動はとれます。

そう、自分だけは間違った行動はしないのです。

 

しかし、新しい指示を聞いていないほかの同僚の警備員さんたちは、指示通りの行動がある事すら知らないので、結果的に警備員がやらかした、となってしまうのです。

これ、警備員の現場でやられると警備員同士の信頼関係に大いに影響します。

 

悪用しようとすれば、引継ぎをしなければ相手を陥れる事も出来てしまうからです。

まあ、それでも誰が引継ぎをしなかったのか、という事はすぐにバレてしまうので、相手を陥れた以上に大目玉を食らう事も十分あり得ますがね。

 

そんな引継ぎを良く忘れる警備員がいるのですが、いったいどんな気持ちでいるのでしょうか。

協調性や連携の取れない警備員

引継ぎをついうっかり忘れてしまう警備員は、元々同僚と協力して業務を遂行する、という気持ちにかけている様に見えていました。

日頃から周りとコミュニケーションを積極的に取ろうとはせず、会話が少ないので、業務としての連携も上手くいっていません。

 

施設警備員は、警備隊として大勢の警備員が業務を連携しています。

施設の規模が大きくなればなるほど、警備員の人数も増えそこで引継ぎをしないで交代してしまうと、大きな業務のミスを生んでしまうのです。

 

そんな大所帯の現場で連携が取れていない警備員がいたら、迷惑以外の何ものでもありません。

以前の現場では、協調性の無い警備員は別の現場へ異動する事となりました。

 

今の現場では、それほど規模の大きな施設ではありませんが、引継ぎをせずに交代されてしまえば、やはり警備員の業務の失敗となってしまうのには違いありません。

その度に、引継ぎを忘れた警備員に指導をしていますが、その場では謝ってもまた引継ぎの時にうっかり忘れたりします。

 

営業所へも報告してありますが、余りに警備隊としての失敗が続き、クライアントがクレームとして通告してくるようであれば、この警備員も異動となってしまうかもしれません。

やるべき事しなければいけない事が出来ないのであれば、その現場で働く事は彼には「荷が重すぎた」という結論になるのです。

 

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