施設警備員でも車に詳しい方が良い

警備員の仕事をしている方で、自動車免許証をお持ちの方は居ますか。国内では約75%の人が免許証を所持しているそうです。そんな中、警備員の仕事をするうえで免許証があった方が望ましい、という出来事は数多くあるのです。

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警備員は車に関係した業務が多い

警備員の仕事をしていると、施設や交通誘導に限らず自動車免許証があった方が良い、という場面が数多くありました。

交通誘導の経験はありませんが、車両を誘導する仕事柄、道路交通法車名などに詳しくないと苦労する事が多い感じがします。

その為、交通誘導警備員の免許証所持率は把握していませんが、所持率は高めの様な気はします。

 

そして施設警備に関してですが、交通誘導警備に比べ車に詳しくなくても問題なさそうな気がしますが、意外とそうでもないのです。

今まで何か所か施設警備の現場で勤務してきましたが、車両に関係の無い業務は一つもありませんでした。

中には委託先の、とある業種の施設内で1日中立哨する業務は車とは無縁でしたが、これは臨時警備常駐施設警備とは若干違うので除外します。

 

その施設警備も車と無縁ではないという事ですが

・施設内の駐車場の巡回

・お客様の車検索

・荷受け場での受付業務

 

現場によって多少異なりますが、施設警備員として行う業務に車両を扱う仕事はたくさん出てくるのです。

その時に、車の名前や交通規則など知っておくと業務が円滑に進むところを、免許証が無いと苦労する事もあると思います。

免許を取得していない警備員も居る

自動車免許証は所持していなくても警備員になれます。

中には求人欄に「要普通自動車面書」とある場合もあるので、免許証の無い人は注意が必要です。

 

警備業務を行うにあたり、巡回などを車でする様な現場では免許証が必要になり、運転が出来ないと面接にすらたどり着けません。

しかし、世の中の75%は免許証を取得している様なので、よほどの人は持っていると思いますが。

 

実際、一緒に勤務した警備員さんの中にも自動車免許証を取得していない人は居ました。

その時に「ああ、ウチの警備会社は免許証が無くても入社出来るんだ」と知りました。

 

ウチの現場では、10人の警備員さんが居たらそのうち1~2人位は未取得者です。

これは後で聞いた話ですが、都心部の警備会社ほど免許証が無くても支障が無いのだとか。

それは公共交通機関が発達しているので、移動するのに車である必要が無いそうです。

逆に田舎になればなるほど公共交通機関が未発達で、移動に車が必要になり求人欄にも自動車免許が掲載されるのだとか。

車に詳しくて仕事に役立つ時

施設警備員で車の免許を持っていて一番役に立ったと思うのは、やはり車検索でした。

これは施設警備業務の中でもする事の無い現場もあると思いますが、商業施設の様に車で来店されるお客様が多ければ多いほど活躍する機会も多かったです。

 

小さな駐車場では、自分の車を見失うようなお客様もそうは居ませんが、車を数千台も止められるような大型商業施設では話は別です。

私も利用客としてあまり言った事の無い大型商業施設へ車で出かけた時、自分の停めたエリアを覚えていないと帰る時とても焦ります。

 

特に立体駐車場の様にどのフロアも似た構造で、下手をするとフロアすら忘れるなんて事も。

そういう経験があるので、車検索を頼るお客様の気持ちが良く分かります。

 

そんな時に、メーカーや車名など詳しい警備員さんだと探すのが早いです。

通常、車検索をする時はメーカーや車名、色、ナンバーなどの情報をもとに車を探すのですが、車に詳しくないと色とナンバーのみの情報で探す事になります。

これは迷子検索と同じですが、情報が少ないと探すのに時間がかかります

免許証を取得している人が全員車に詳しいという訳ではありませんが、比較的免許証を持っている人の方が、持っていない人より詳しいのではないでしょうか。

 

施設警備だからと云って、交通湯堂警備員さんよりも車に関する知識が無くても良さそうに見えますが、実際は業務の中に車と密接なものはたくさんあります。

必要のない現場も無いわけではないので、配属になる時にその辺りに気を使う必要もあるかもしれませんね。

 

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