カラーコーンの手配は警備会社か委託者か

現場にあるカラーコーンは警備会社が用意するものなのか。先日外周巡回をしている時に外に並べられたカラーコーンを見て思い出しました。以前の警備会社の時はカラーコーンやコーンバーなどは交通誘導をしていた警備会社の持ち出しでした。しかし今の現場の駐車場に配置してあるカラーコーンやコーンバーに至るまで全てクライアント側が用意してくれています。

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カラーコーンは1個の単価は安いが・・

先日外周巡回をしている時に、駐車場に置いてあるカラーコーンが定位置からズレていたので直しました。

その時にカラーコーンの事で思い出した事があり1個当たりの価格が気になりました。

以前いた現場では警備会社側がカラーコーンに関することすべて担当していました。

購入から配置、変更など全てです。

カラーコーンはそこの現場にいくつも置いてあることが多く、用意しようとするとかなりのお金がかかります。

お金がかかる、といっても1個当たりの金額は知らなかったので、その外周巡回の時にカラーコーンを直しながら気になったという訳です。

自分の感覚では1個当たり2,000円位するものだと思っていましたが、実際は1,000円以下で買えるようですね。

値段にばらつきはありますが、殆どは1,000円以下です。

確かに1個2,000円もしたら何十個も揃えようとしたらものすごい金額になってしまいますね。

とても警備会社負担で買うのは厳しいですよね。

しかも雨風に晒されてボロボロになってしまったり、車に踏まれて壊れたりもします。

1度購入すればよいわけではありません、メンテナンスが必要です。

お金も出さなければメンテナンスもしない

ここの現場では警備員がカラーコーンに関する業務は一切ありません。

全てクライアント側が購入して設置もクライアント側です。

なのである意味警備員は、なぜそこにカラーコーンが置いてあるのかさえ理由も知りません。

まあ駐車場の誘導のような業務も無く、カラーコーンが車に与える影響もないのですが・・。

せめて何か役に立つ事をしようとするなら、強風などで定位置からズレたカラーコーンを元の位置に戻す事や、劣化したり損壊したカラーコーンの報告をする程度です。

その為今回は巡回時にカラーコーンが元の位置からズレていたので、戻していた・・という訳です。

せっかく警備員としているのでせめてこんな事でも役に立たねば・・

現場によっては無関係

現場によって警備会社がお金を出してまで用意しなければならない物を、物件によっては全く無関係な警備会社もあります。

とりあえず私は両方の現場を経験しましたが、警備会社が用意して設置する方がなぜそこに置いてあるのか、どんな役に立つのか、警備員としての経験値をためるなら絶対に関わった方が良いですね。

前の現場では交通誘導の警備員さんが関わっていたので私はその現場を知ってはいたもののカラーコーン1個の値段さえ知りませんでした。

それが今の現場では殆ど関わる事は無いので、この現場しか知らないような警備員さんは私以上に何も知りません。

「コーンバー」という名称さえ通じませんでしたからね。

警備員は現場で成長します

大した仕事をしない現場しか知らない警備員は、よその現場へ行ったら自分がいかに警備員として学んできたものが薄かったか痛感すると思います。

警備業界に1年も腰を据えないようなつもりなら良いかもしれませんが、そうでないなら自分で独学するかやりがいのありそうな現場へ移籍するのもありかもしれませんね・・。

 

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