先日の建物の巡回中、まだ従業員が残業しているような時間帯の事。従業員の休憩室を見回った時、ソファのすぐ横の床カーペットの上で女性が倒れているのを発見しました。身動き一つせず、近寄り声を掛けた所・・・「ぅぅん・・はっ!お疲れ様ですぅ」寝てたんか~い!紛らわしいから床で寝ないで下さい。緊急事態かと思ってこちらは心臓バクバクでしたよ・・。
従業員の休憩室では寝ている人が多い
ここの施設では休憩室という団らん室の様な部屋がいくつもあり、そこでは警備員が巡回に行った時間帯でも従業員が休憩しながらくつろいでいる場合があります。
部屋がいくつもあるので中には一人でソファでうたた寝をしている日もチラホラ・・。
そして今回私が巡回している時に、床に直接倒れている女性を見かけました。
見た瞬間
「うわ、人が倒れてる急病人か!?」
と近づき声を掛けました。
そうしたら寝ぼけた様子で返事が返ってきたので、ただ寝ていただけなのだと把握しました。
いやね、寝るのは問題ないけどソファがそこにあるのに床で寝ないで下さい。
具合が悪くて倒れているのかと思いましたよ、本当に・・。
彼女はこの付近の休憩室でよく見かける方で、起きている時もあればソファで横になってスマホをいじっているのをよく見かけます。
今回も見かけた時にその人だとはすぐに分かりましたが、床で寝ているのは初めて見たので緊急事態かと一瞬思いました。
大事にならなくてよかったですが、警備員が見つけなかったとしてもあれでは他の人が見つけたら大騒ぎになっていたかもしれませんよね。
巡回時に寝ている人に声を掛けるのは当たり前
警備員は急病人を見かけたら救護する必要があります。
どこの施設警備でも同じような事をしなければならないと思います。
その為に新任教育時や現任教育の時に少なからずともそんな話が出ているのではないでしょうか。
自分の配属先の現場で巡回中に倒れている人を見かけたら、声を掛けて助けが必要か確認しなければなりません。
まあこれは警備員でなくても出来なければいけませんかね・・。
人を助けるという事は誰でも経験のある事ではなく、戸惑ってしまう事も有るかもしれませんが助けが無ければ最悪、救えた命も救えなくなってしまうかもしれないので勇気を出して行動しましょう。
緊急時の対応をしっかり学んでおくように
警備員は救護について学ぶ機会が一般の人よりもあると思います。
先ほども話したように、新任教育時や現任教育の時にAEDなどの使い方や心肺を蘇生させる為のやり方などです。
本番では絶対に慌ててしまうので、学べる機会がある時は真剣に話を聞いて自分のモノにして下さい。
過去に実際にAEDを使う寸前のところまでいった事がありましたが、やり方を万でいても実際にやらなければならなくなった時は動揺しまくりでした。
こういった事は余り経験豊富であって欲しいとは思いませんが、本番でもうろたえないほど落ち着いて出来ればなと思います。
警備員である以上、いつかは本当に人を助けなければならない日が来るかもしれません。
そんな日がいつやって来ても、動じる事無く対処出来る様日々訓練を積んでいきましょう。